台北の国父紀念館前で中国観光客が三退する
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 【明慧2018年11月16日】10月下旬の台湾の台北市は、少し涼しくなって秋らしい陽気になり、好天が続いていた。あるガイドが中国からの旅行客を大勢連れて、国立国父記念館へ向かう道中で、法輪功真相を伝えている場所を指さしながら大きな元気な声で、「もし、共青団や少年先鋒隊など脱退したい人がいれば、あとであそこの法輪功の場所へ行けば三退ができますよ。これから私達は先に閲兵式へ向かいましょう」と言った。たったこの二言三言の言葉で、学習者たちと挨拶を交わしただけで、中国人観光達に法輪功への警戒心をなくさせ、一瞬にして周りの雰囲気を和やかに変えた。

'图1~4:台北国父纪念馆前,大陆游客认真阅读法轮功真相展板'
台北の国父記念館前で、中国観光客が真剣に法輪功の真相パネルを読んでいる光景

 法輪功が配る迫害の資料の中に、あなたの知りたい事柄がある

 1人の経験の深いガイドが、あなた達法輪功学習者は中国観光客へ資料を配るために、どんな天候も、また休日祝日も問わず、いつもここで真相を伝えているのは、本当に感心し、心が暖かくなります。それで私はいつも中国旅行に、「中国のことを知らなくてもいいのですか。法輪功が配った新聞や資料の中に、あなた達が知るべき国際的な事件がのっているかもしれませんよ。もちろん無料だし、読まない手はないでしょう」といつも勧めているという。

 もう1人の若いガイドがパネルの資料を指さして、中国旅行客に「皆さんはかしこい頭を持ち、自分の考えで読んでみてはどうですか。そして自分の国のことを考えてみてはどうですか」と勧めるという

 さすがは法輪功の人達で、思想がなかなかよい

 河南省から来た定年退職した男性の年配者が真相を伝える場所の前を通った時、積極的に学習者に資料を求めて、「台湾へ来たので、中国共産党が見せたくないものを見たいですね」と言った。そこで学習者は『九評共産党』や各種の法輪功迫害の真相資料を手渡し、仮名をつけてこの男性を三退させた。

 2時間後、この年配者がまたも真相点へやって来て、「今の中国は道徳が確かにダメになった。やっぱりあなた達法輪功の人はりっぱです」、「私は長い間、共産党員でした。中国共産党の悪さをよく知っており骨の髄まで腐っており、その酷さはあなた達には想像もつかないと思うよ。共産党は全ての中国社会を破壊し、ダメにした。ある日、勤務先でもう1人の若い同僚と一緒に、法輪功をやっている年配の女性を監視するように命令を受けたが、この人は同じ勤務先の人だ」。ここまで話すと、若い同僚を向こうに追いやり、また、引き続き話し出した。「私は法輪功をやって体が健康になり病気がなくなって、とても体が軽くなり、助かっている」、法輪功の思想境地は全然我々のレベルと違い、真・善・忍はとてもいいと思うよ。中国共産党が人の信仰まで手を伸ばし、どうこう言うのは道理に合わないと感じたので、監視するように命令された女性を解放した。その後、法輪功学習者が配っている迫害に関する資料を全部読んだよ。法輪功の人達の思想境地は全然われわれのレベルと違うんだとよくわかったよ」と学習者に言った。

 もう1人の河北省から来た年配の男性が真相点へやって来て、タバコを吸いながらパネルを読んでいた。「当時、中国だけでも数千万人の人が法輪功をやっていて、特に北部の地方の人達が多いい」という記事を読んで感嘆した。学習者は「今では1億人以上の人がやっていますよ」と伝えたところ、この年配者は真面目に「私が住んでいるビルの住民や近隣の人達、村民までがやっているのか。そんなに多くの人がやっているのに、政府が邪教だと定めているなんておかしい」といった。学習者が法輪功迫害の真相を説明すると、善良な年配者はすぐに三退をし、喜んで真相資料を持ち帰った。

 機縁がわかり、三退する

 国父記念館の正門の入り口前で、法輪功を煉る学習者がいた。福建省から来た中年の3人が写真を撮りながら「この法輪功の人は強い日差しの中で、30分も経っているのにまだやっている。日焼けすることを怖恐れず、少しも疲れていない様子だ」。ちょうどそれが聞こえた学習者は3人に「疲れないのは当たり前ですよ。煉功したあとはさらに元気になり、雨、風いとわずにやっています。当初、中国で広まった時もそうでしたよ」。3人の内の1人が真剣に「中国共産党は法輪功やる人が多くなる事を恐れている。人が多くなると、自分達の政権のことを心配するからね。我々のところでは信仰の自由とか、思想の自由とかは許されない」と言った。

 この時、中国旅行団のリーダーが来たので、3人はすぐここを離れて行った。この旅行団が逸仙路の真相点を通っていた時、慎重な発言をした人はタバコを吸いながら、隊列の最後尾を歩いていた。それで、学習者が彼を追いかけて、仮名で三退を勧めた。彼は「いいよ、いいよ」とうなずきながらも同意した。

 台湾には自由もあるし、法輪功もある

 ある高級レストラン専用車の運転手が、迫害を伝える真相点の隣で中国人観光客を待っている間、「法輪功は大きいな家族のようだね。たくさんの観光地にも必ずあり、すぐにわかる。どこもチラシを配ったり、煉功したりしている。同じ家族のようで、やることも全く一緒だ。テレビでの紹介を見たことがあるが、良い印象だった」と学習者に言った。

 学習者はさらに法輪功とは何かや、中国共産党が法輪功を迫害している詳細を彼に説明した。この運転手は「信仰は国家によって定められ、管理されるべきものではないと思うよ。中国共産党は独裁政権なので、人の思想までコントロールしようとしている。これは道理に合わないね」と学習者に話をかけた。そこで、「中国人達がここにやって来るので、私達も大きいなスピーカで法輪功を宣伝しています」というと、運転手は「私も車の中で中国人観光客に迫害を伝えている。運転手だから彼らも私の話をよく聞いてくれる」、「台湾には自由がある」と運転手が言った。「法輪功もありますよ」と学習者が付け加えると、運転手も頷きながら笑った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/25/376224.html)
 
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