文/吉林省の大法弟子
【明慧日本2021年6月21日】私は若い大法弟子です。かつての私は、いつも第一、第三、第四、第五式の功法だけを煉功し、第二式の功法は煉功していませんでした。いつも心に葛藤はありましたが、結局は苦しんで疲れるのが嫌で、第二式は煉功したくありませんでした。そして、やり遂げる自信もありませんでした。
ある日の夜、私は夢を見ました。その夢では、私の家の廊下が火事になっていました。目が覚めた後、これは師父からの啓示であると悟りました。一刻の猶予もない状態なのに、なぜまだ私は急がないのでしょうか。私は、全ての功法を毎日実践することを決心しました。
私は2021年3月22日から、一時間の長い第二式の功法を練功するようになりました。煉功する前に、私は「師父の御加護があれば、弟子は必ず耐えることが出来ます」と思いました。輪を抱く姿勢の二つ目までは、とても楽にできていました。しかし三つ目の「頭頂抱輪」の時は、手が少し震え、顔全体に汗が流れ出し、疲れてずっと長い息をしていました。私は心の中で「自分は、これっぽっちの苦労も耐えることができないのか。もっと多くの人を救おうというしっかりとした信念が、自分にまだあるのだろうか? 古くからの同修は皆外に出て、雨に濡れても巨大な圧力に負けずに人々を救っている」と思いました。そんなことを考えながら、とうとう私は最後まで第二式の煉功を続けることが出来たのです。
その夜、私はとてもはっきりした夢を見ました。その夢で、私は大きな壁の上に立っていました。そして、それよりも少し高い別の壁を越えようとしています。しかし、2つの壁の距離が遠く、まったく跳び越えることができません。この時、地上にいる人が「私が薪を二束持ってきてあげるから、片足ずつ薪を軽く踏んで行けば越えられますよ」と言いました。そしてその人が言った通り、本当に向こうに跳び越えることが出来ました。その高い壁の上に立って見下ろしていると、とても嬉しく思いました。
私は悟りました。師父が励ましてくださったのです。師父のおかげで、私は第二式の功法で1時間の煉功ができるようになったのです。