退役軍人が信仰を理由に再び懲役刑を宣告される
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 【明慧日本2021年12月12日】北京に住む法輪功学習者・王洪斌さんがこのほど、法輪功を修煉したとして2年の懲役刑を言い渡された。中国共産党政権が1999年に法輪功を迫害し始めて以来、王さんが信仰のために判決を受けたのはこれで3度目だった。

 現在57歳の王さんは、15年間軍隊に所属し、何度も先進的で優秀な成績を収め、三等功労賞を受賞した。地方勤務に移ってからは、北京の大手グループ企業で規律検査の仕事に従事していた。1997年に法輪功を修煉し始めてからは、大法が提唱する真・善・忍に基づいて仕事をし良い人だと評判が良かった。

 王さんはこれまで、2001年に海淀区裁判所から3年半の判決を宣告された。2010年には2年半の強制労働を言い渡された。その後、法輪功を放棄することを拒否したため、労働教養での拘留は5カ月間延長された。

 王さんは以前、2018年3月13日に、法輪功迫害の事実を語ったとして通報され、自宅で連行された。警官は王さんの法輪功の書籍や情報資料を押収した後、王さんを派出所に連れて行き、さらに昌平区拘置所に連れて行った。

 王さんは、2018年末に昌平区裁判所で裁判を受けた。王さんは自ら弁護士として行動し、迫害の法的根拠がないことを主張した。検察官も王莹判事も、王さんが法輪功を修煉することで違反したとされる法律は何かと質問すると、黙ったままだったという。

 王判事は、王さんに1年の懲役と1000元の罰金を科された。大興区の新安教育更生所で拘留され、2019年3月12日に解放された。

 2020年8月28日正午頃、昌平市沙河派出所の警察官7名が、再び王さんの自宅を家宅捜索し、パソコン、カード数枚、電動自転車を押収して派出所に連行し、昌平拘置所に拘留した。先日、昌平裁判所から懲役2年の判決を宣告された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/11/433502.html)
 
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