文/中国大陸の大法弟子
【明慧日本2023年4月7日】私は20年近く大法を修煉している中年の大法弟子です。 ここで、私がコロナ流行時期に同修たちに大法の資料を提供し、技術サポートを行なった修煉体験を交流したいと思います。
一、コロナ流行時期に資料を作成
2020年の年明けに武漢で新型コロナが発生した時、本地域でも都市封鎖が実施され、各集合住宅では一つの入り口しか設けず、出入れする人たちは全て登録するようになつていました。同修たちに真相の資料と『明慧週刊』を提供して人を救うことができるようにするために、私は大判プリンターを自宅に移し、自分でネットから資料をダウンロードして印刷・製本し、毎週、各地区の同修たちに送りました。
正門以外のところから入る必要があるため、私は暗くなるのを待って、先に資料を集合住宅のフェンスから投げ入れたり詰め込んだりしてから、フェンスを乗り越えて集合住宅内に入って、同修たちの家に行きました。その時、私たちが持っている資材の量は十分あり、コロナ流行に関する様々な情報もたくさん持っていて、同修たちもよく頑張りました。その後、防疫が緩くなると、真相の資料を配ることが容易になりました。 こうした資料作成の仕事は、現在も続いています。
大法の資源を無駄にしないために、この前はもう動かなくなったプリンターを丹念に修理し、今は2台のプリンターを同時に動かして大法の資料を作っています。『共産党についての九つの論評』や『共産主義の究極の目的』などの本を印刷して、別のところで製本してもらったりしています。
二、安全に注意
消耗品の購入には専用の携帯電話と友人や親戚の銀行カードを使い、ショッピングプラットフォームのアカウントは1年か2年に1度変更し、配送先には自分の本当の住所を残さず、近くの少し離れた住所を指定して自分で取りに行くようにしています。 直接同修たちに携帯電話をかけることはせず、面倒でも足を運ぶようにしています。印刷するときは、印刷の音が携帯電話で傍受されないように、携帯電話をマナーモードに設定して、防水袋に包んでガラス窓の外のベランダに置き、携帯電話を家の中にある無線スピーカーに接続して着信音が聞こえるようにしています。
三、Windows 10をインストールする
Windows 8はサポートが終了していたため、私はネットから同修が開発したWindows10の自動インストールキットをダウンロードしました。自分でインストールできたら、地元や近隣地域の同修たちを手伝ってWindowsシステムのアップデートを実施し、地元の何人かの同修たちにもシステムをインストールする方法を教えてあげました。
また、防疫が緩い地域については、システムのUSBを持参して現地に行き、一晩かけて数人の同修たちに操作方法を教え、メモを取らせました。自分でインストールできない地域の同修たちについては、ノートパソコンを私のところに送ってもらい、私がインストールしてから再度送り込みました。 都市の間を渡るような移動には登録が必要なため、安全面を考慮して、私は友人や親戚の携帯電話の健康コードを使ってシステムを通したりしました。何百キロも離れた地域へは、システムのインストール方法のドキュメントやビデオチュートリアルの入ったUSBメモリを送り、インストールの作業はパソコンの基礎知識を持つ同修に実施させ、私は明慧ネットのメールを使って作業の指導をしました。このようにして同修たちに安全にインターネットにアクセスできるシステム環境を提供しました。
四、明慧ネットの文章を読むことを10年以上続ける
長年、私は3つのことをそつなくこなしてきました。 私は毎日仕事をしており、ほかの同修たちに比べれば法を学ぶ時間は少ないのですが、明慧ネットの記事はほぼ毎日ダウンロードして読んでいます。その中から同修たちの迫害や病業に対する考え、師を信じる心、法に対する悟りを学び、迫害に関する情報を常に把握、発信し、教訓から学び、常に師父の法を正す進歩に遅れないようにしています。
私は明慧ネットから多く学ぶことがあったので、同修たちにぜひ明慧ネットを見てほしいです。明慧ネットは大法弟子の間の重要な交流の窓口であり、私たちが間違った道を歩まず、修煉の中で向上できるよう助けてくれるからです。そして毎日全世界の大法弟子と修煉での体験交流ができるのです。
五、恐れる心がないと、家族も心配しません
妻は大法に完全には賛同しておらず、贈り物を受け取らない私を少し「バカ」だと思っているようです。家のお金は妻が管理しており、私にはほんの少しの生活費だけを与えていますが、私が資料を作ったり、プリンターを修理したりすることには気にしません。また、私の部屋に来た時、修理する部品で部屋が雑然としているのを見ても、何も言わず、 時には同修のところへ数日間出かける時も、妻は気にしませんでした。
私は法理から旧勢力の按排や迫害を認めてはいけないと知っており、妻も私が迫害されると心配したことがありません。この20年間、警察は私の状況を知るために会社の上司を訪ねたことがありましたが、直接私に接触することはありませんでした。 2008年のオリンピックの時、会社の当直室で拘束されたことがあり、その時に仕事を与えないと脅されながら「誓約書」(法輪功を修煉しない誓約書)を書くことを強いられました。 私はその時に、「私は何も恐れない。師父に全てを任せている」と厳かに言いました。そうするとほっとしてプレッシャーがなくなり、その後、迫害もなくなりました。
私は、自分の仕事もきちんとこなしていて、何度も礼金や贈り物の受け取りを断り、何度も優秀な公務員として表彰されました。
六、結文
大法弟子は神の使者であり、末法・末難の時に衆生を救うという大きな使命と責任があります。個人の解脱のために修煉するのではないので、必ず師父が教えてくださった三つのことをしっかりやらなければいけません。技術的な仕事や資料作成の仕事は時間がかかりますが、タイミングや時間が合えば、私は仕事や生活で出会った人に真相を伝え、三退を勧めるようにしていました。通り過ぎる人であっても、慈悲を持って相手と接触するようにしました。その過程には師父が按排した大法と縁のある人との出会いも多くあったと思います。法を正す最後の時期に、私たち大法弟子は気を抜くことができません。 限られた時間を有効に使い、自分を修め、互いに協力し、より多くの衆生を救い、師父の慈悲深い救い済度に応えたいと願っています。