必ず重視し、発正念を正しく取り組んでください
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年4月4日】インターネットを利用できるかどうかと関係なく、同修の皆さんは「発正念を重視する」ことに関する注意喚起の交流文章をたくさん読んだと思いますが、地域の一部の状況を見て、再び同修にそれを「重視」し、そして「正しく取り組む」ことを強く提案します。

 師父から発正念をするように求められてすでに20年経ちましたが、今になっても、まだ重要な三つのことの一つである「発正念」の重要性を認識できていない同修がたくさんいます。修煉者が経験した多くの正しく無い状態は、皆「発正念」を正しく取り組んでいないことと密接な関係があり、それだけではなく他の様々な妨害を引き起こすこともあります。

 修煉者は発正念に対する態度もそれぞれ異なります。例えば四つの正時の世界全体の15分の発正念しかできていない同修がいれば、全然できていない同修もいます。またその要領を把握せず、自身と全体の状況に対して正念や神通を使いこなせない年取っている同修がいます。これらの同修は、まとめられた発正念の内容を暗誦しないとうまく発正念ができないのです。

 近年、二人の同修と交流しました。一人は「接触した同修の中で、何人か発正念を重視せず、発正念をしたとしても、仕方無くしているように見えます。また全く発正念しない同修もいます。中に、ずいぶん前から法を得た古い大法弟子もいます」と言いました。その話を聞いた私は驚きました。「何でそうなっているのか?」と、とても不思議に思います。

 発正念がうまくできないと、さまざまなトラブルや妨害を生じてしまいます。例えば、学法をする際に眠くなったり、発正念の時意識がはっきりしなかったり、煉功時に入静できなかったり、正念が出せなかったり、法を実証する勇気が湧いてこなかったり、三つのことを果たすことに妨害が入ってしまいます。邪悪は大法弟子の執着を強化し、様々な欲望に溺れさせるよう誘導することもあります。また学法と煉功する時間がなくなるよういろんなことを仕組んだり、常に忙しくさせたりして、貴重な時間を無駄にさせることもしばしばあります。何かある時に、外に向けて探させ、うちに向けて探すことを思い出させないのです。心性が長い間向上せず、健康上でも偽の現れが出て、突破できない状況が長く続くと、自信も正念も失ってしまい、とても危ない状況に陥る可能性があります。

 発正念の回数や時間が少なければ少ないほど、時間が経つにつれて、自身の空間場に大量の邪霊と卑しい鬼が累積してしまい、隠された毒と癌の分子のようなものになってしまい、嫌がらせや迫害をもたらし、自身や大法に損失を招いてしまいます。

 空間場をうまくきれいに取り除いていない場合、妨害されるのは自分だけではありません。邪悪の生命は他の大法弟子の空間場にも入り込んでしまい、同修を妨害してしまいます。大法弟子は、一つの全体ですので、魔難に直面している同修を内に向けて探すよう導くほか、発正念を重視し、魔難を早く突破するように助けることは重要です。そうすることによって、時間が長引くことなく、損失を招くことなく、遺憾も残さずに済むようになるからです。

 若い同修にこの面で年配の同修の発正念を助けてあげてほしいのです。最後になればなるほど少しでも緩めてはいけませんから。

 師父は「大法弟子はすでに衆生が救われる唯一の希望となりました。ですから、より有効に法を正す作用を発揮するために、皆さんは真相を伝える際、必ず正念を発することを重要視しなければなりません。邪悪から隙に付け入られないように、邪悪及び自分自身にある問題をその都度きれいに取り除くべきです(『精進要旨三』「正念」)」と説かれました。

 私は「発正念を厳粛に取り組んでいない場合、自身が背負う天体の範囲内で、綺麗に取り除いていなければ、自身の責任を果たしていないのと同じで、これだけでも、何千里もかけ離れていることになるのです」と悟りました。

 同修の皆さん、限りのある時間内に、三つのことをもっと果たしましょう。法のために、衆生のために責任を負うことは、自分のためにも責任を負うことになります。

 以上、個人なりの悟りなので、不適切なところがありましたら、ご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/23/474422.html)
 
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