河北省:遷安市刑務所で、法輪功修煉者に長時間労働を強要
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012年8月3日】河北省遷安(せんあん)市刑務所は、1999年7.20から現在まで、法輪功に対する弾圧政策の下、法輪功修煉者に対して情け容赦ない迫害を加え続けてきた。2007年6月頃、同所は毛家窪という地区へ移転したが、修煉者に対する悪質な拷問および辛い労働を強要する手法などは変わってない。変わったのは表面上で、迫害を隠蔽するための偽装工作で外界を騙そうとしている。

 同施設を生産拠点として修煉者に製品を作らせている。例えば、帽子の仕掛品(未完成の商品)への加工があり、作業環境が悪く、地面に座らされたまま細かい手作業を強要される。最後に、製品は品質管理係員の検査を受けるが、不合格品は返却される場合もある。

 

製品・帽子                                     製品・帽子

 地面に座ったまま、長時間の手作業をさせられた修煉者たちは、背中や腰、脊髄の筋肉痛で苦しめられ、目も疲れてふらふらの状態になる。そのうえ、帽子の装飾用の羽と色付けのインクの匂いが室内に充満し、息苦しさと、皮膚への刺激で劣悪な環境である。

 また修煉者たちは、山樝子(サンザシ、訳者注:バラ科の落葉低木)の実を採取するため、鈍器の使用で手をけがすることが多々ある。それでも、修煉者たちはいつも朝5時から仕事が始まり、1日に50キロもの量をノルマとして完成しなければならず、辛い労働を強要される日々である。

 上記の労働を含め、決められた生産ノルマに達しない場合は、食事を与えられなかったり、食事の量を減らされたり、じっと座らせられて監視されたりする。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/25/260722.html)
 
関連文章