シリアの大学生との出会い
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 【明慧日本2012年8月3日】インターネットでチャットをする時、偶然にシリアの若い人に会いました。彼は大学4年生で、よくネットでチャットします。母国語はアラビア語で、英語が下手にもかかわらず、中国人とチャットをすることが大好きです。法輪功の真相と中国で受けている迫害について聞いても、彼はあまり興味がなさそうでした。しかも、シリアは今内戦が行われており、授業もあまりできないほど不安定だと彼は言いました。

 しばらくして、このシリアの人がネットで救助を求めて来ました。彼の妹は授業が終わって帰る途中、銃で心臓を打たれて、危篤状態になったそうです。私は、彼から妹へ「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」と伝えさせたいと思いましたが、彼は意味が分からなくて信じられないようでした。急がないといけないと思った私は、ネットでアラビア語の『転法輪』を探して彼に渡し、「早く妹さんにこの本を読んであげてください」と彼に伝えました。彼はすぐに病院へ行きました。

 そして数日後、彼はすごく興奮して、「この本は非常に不思議ですよ。まだ読み終わらいうちに、妹は危篤状態を脱しました。病院の先生も奇跡だと言いました」と告げました。彼は大声で「すべての人にこの本を紹介するつもりです。私も煉功をしたいけどできません」と言いました。シリアで法輪功を知る人はまだおらず、功法を教える人はいないからです。彼に『大円満法』を渡したかったのですが、アラビア語のは探せませんでした。

 数カ月ぶりに、また彼ととネットで会いました。彼はこの数カ月間をずっとQQ(チャットソフト)で中国人に法輪功の真相、『転法輪』を読んだ経験を伝えることに没頭していたそうです。信じてくれる人もいるが、信じてくれない人もいて、時々彼に悪口を言う人もいます。その場合、なぜ法輪功を憎むかを詳しく聞くと、その中国人たちは真相も分からないし、本当は自由を熱望する人たちだったと確認できました。彼は幸運であるはずの中国人が、真相を聞きたがらない理由を理解できません。彼はまた、なぜ真相を伝えないのかと聞いてきたので、私は笑って、「あなたは、私が真相を伝えたうちの一人ですよ」と答えました。

 このシリアの大学生が最も望んでいることは、法輪功を教えてくれる人を探すことです。もし彼が法輪功を学ぶと、もっと多くの人が学びにくることでしょう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/31/260999.html)
 
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