河北省:誠実な法輪功修煉者が中共に迫害されて死亡(写真)
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 【明慧日本2012年8月10日】河北省武安(ぶあん)市に在住の法輪功修煉者・趙申興さん(66)は、きのこの栽培・販売を営み「真・善・忍」の基本理念に従い、地元の人々から誠実な商売を行うことで知られていた。

 2001年、趙さんは地元役人による法輪功への誹謗中傷をけん責し、さらに法輪功の素晴らしさを伝えたという理由で不当に逮捕された。趙さんは武安市刑務所に1年間、不当拘禁された。

 2004年4月、趙さんは自宅を不当に捜索された後、警官らに連行され武安市刑務所に拘禁された。趙さんは施設で壮絶な拷問を受けて重体となり、さらに人の糞便を口に入れるなどの虐待を受け、心神喪失状態に陥った。趙さんの息子は父親を救出しようと試みたが、中共(中国共産党)当局は趙さんに対してさらに労働教養を科した。当局は9月頃、趙さんを邯鄲市労働教養所に拘禁し、趙さんを地元から遠ざけた。

 
拷問の実演:殴打

 趙さんは、入所初日から独房に監禁され、顔などに殴る蹴るの暴行を加えられ、さらにベルトで重体になるまで殴られた。また、趙さんは常に監視され、睡眠のはく奪、立たされ続けるなどの拷問を加えられた。その後、趙さんは両手を両方向に極限まで引っぱる拷問、スタンガンによる電気ショック、ゴム棒での殴打、詳細不明の薬物を注射されるなどの迫害を受けた。

 
拷問の実演:壮絶な暴行

 
拷問の実演:詳細不明な薬物の注射

 趙さんは様々な拷問を加えられて苦しめられ、病院に搬送された。電気ショックや暴行、拷問により全身に傷跡が残り、歯も抜け落ちた。身体に受けた傷を治すことはできても、抜け落ちた歯は二度と元に戻すことができない。趙さんはさらに、監守・邢延生地面に押さえつけられた上、頭を足で強く蹴りあげられたため、心神喪失状態に陥った。

 2008年7月13日、趙さんは再び不当に連行され、再び邯鄲市労働教養所に収容された。その後、労働教養3年を宣告され、同施設で再び拷問を加えられ続けたため、2011年11月20日、趙さんは無念な思いを晴らせないまま自宅で死亡した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/6/261231.html)
 
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