この1年、北京が震撼している(一)
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 【明慧日本2012年8月19日】王立軍と薄熙来 の事件以来、中共(中国共産党)内部では法輪功への迫害についての議論が頻繁に発生している。北京はその焦点 となり、江沢民を首魁とする中共のごろつき集団の、13年にも及ぶ法輪功に対する残酷な迫害が暴き出されている。多くの民衆は中共の邪悪を見抜き、法輪功の真相を理解した。法輪功修煉者が十数年来、信奉を堅持して正義を広め、邪悪な中共の実態を暴くことに巨大な貢献をしたと敬服している。貧しい民から商人まで、庶民から高官までが驚愕し、感嘆し、称賛して続々と中共組織から脱退している。北京では7月 、中共が国を騙し取って以来の最大の豪雨が降り、多数の死者が出た。この豪雨は中共の暴政と虚言、悪政の防御網を突き破り、巨大な民意が目覚めると同時に、天の啓示により人々はついに真実を知り、邪悪な中共が天災をもたらした根源であることを知る事になった。

 一、体制内部の巨大な変化

 王と薄の事件後、体制内部の多くの人たちは中共に一貫性がなく、さらに中共の法輪功に対する迫害が全国民への迫害であることを知った。中共に追随する人たちは、民衆の清算に遭うか、中共に使い捨てにされ殺害されることになるだろう。「君子危うきに近寄らず」と言われるように、体制内部では、中共組織から続々と離脱している。

 1.北京の公安幹部が脱党に言及

 『北京春暁』99期の記事によると、王と薄の事件後、北京公安部のある高級官僚は、「ネットで話題になっている、法輪功修煉者の生体からの臓器狩りの内幕が公になれば、党中央は危うくなる。重慶だけの事件なら、北京は何とか押さえきることができるが、北京で同様の事件が起こり、中南海にも起きれば、もう手の打ちようがなく、命に関わる大事になる」と話したという。

 「私の知るところでは、司法界において、数カ所の公安は最も残酷だ。公安系統は一般的な違法行為を働いているのではなく、法律を熟知しながら違法行為をして、賄賂を要求し、法律を踏みにじることは死罪に相当する。この数年来、悪事を働きすぎた。清算されるときがくれば、政法委員の周永康が真っ先に清算されるだろう」

 「今自分が一番求めていることは、家族の安全だ。法輪功の友人らは数年にわたり私のために 共産党からの脱退を勧めてくれた。今その言葉聞くと、とても受け入れやすくなった。善悪には報いがあるのだから、三退(共産党員、青年団員、少先隊員)して、我が家の安全を神仏に お願いするしかない」と、公安部の高級官僚は胸の内を明かした。

 2.事務室での会話「共産党は崩壊する」

 北京の法輪功修煉者・王栄さんが投稿した文章が 、4月3日に明慧ネットに掲載された  ににに。王と薄の事件後、王さんが勤務している事務所の上司 社員の前で「共産党は崩壊する。今、陳情するには王のように、米国領事館に逃げ込まなければならない。裁判所に駆け込んでも命の保証はない。現在の情勢からみると、法輪功は間もなく名誉回復されるだろう」と言った。王栄さんは局長に三退を勧め「皆さんに真相を伝えるのは、私たちの名誉を回復するためではなく、皆さんを救いたいからです。邪悪は必ず清算されます。ただ時期と形式の問題です。清算される際、もしあなたが彼ら(中国共産党)の一員であれば、同じように清算されます。中共組織から脱退することが、自分を守る唯一の方法です。でなければ災難に遭うことになります」

 別の事務室の上司も「中共が崩壊するのは間違いなく、ただ時期と形式の問題だ。私の見るところでは、王のようなエリート幹部でさえ米国領事館に逃げ込んだのだから、共産邪党を救う薬はない。誰かに崩壊されるのではなく、共産邪党自身が、自分を崩壊させるのだ。内から外まで悪くなり、救いようがない」

 3.北京の警官がネット封鎖を突破するソフトを探し、自ら脱党

 在外中国語メディア「人民報」の5月23日のの5月23日の報道によると、王と薄の事件以後、北京の警察官はネット封鎖を突破するソフトを探している。この度の政局の変化が大きく、署長と中共の書記はこわばった顔をしている。その警官自身も心が落ち着かず、今後、法輪功に対する政策が変わり、名誉を回復するとなれば、自分はどうすればいいのか? と心配していた。友人が、今から自分を正し、以前のように中共について悪事を働かないほうがいいと勧めた。彼は、「明日からは仕事を消極的にしよう。夜に法輪功修煉者を連行するようにという命令があれば、こっそり逃げることにしよう」と話した。友人は、「それだけでは足りない。最も良い方法は、先に法輪功修煉者に連絡して、避難してもらえば、連行することもないだろう」と教えた。彼は少し考えて、「今後、法輪功を告発する人が来たら見てみぬ振りをする」と、友人に答えた。

 数日後、同級生だったその警官から電話があり、先日の話に感謝し、大紀元のサイトで脱党声明を発表したという。友人が「親族や友人に脱党を勧めることを忘れないで」と言うと、彼は「忘れない。脱党を勧めることはそれほど難しくない。実のところ、彼らは私より中共を嫌い罵っている。間違いなく、勧めればすぐ脱退すると思う」と話した。

 二、真相を知り、中国各地で国民が迫害に反対

 今年になって、法輪功修煉者がさらに真相を伝えることにより、中共の瓦解もあって、中国各地で警官が法輪功修煉者に対して暴力をふるう場面に出会えば、民衆が自発的に立ち上がり阻止して修煉者を守っている。例えば、河北省泊頭市富鎮郷周官屯村民300人は、不当連行された法輪功修煉者・王暁東さんを、無条件で釈放するよう求め拇印した署名を中共に提出した。唐山市唐海県の民衆560人も同じく拇印して署名し、法輪功修者・鄭祥星さんの釈放を強く求めた。黒竜江省の1万5千人が拇印と署名をし、法輪功修煉者の秦月明さんが収容所で死亡した真実を調査するとともに、加害者を処罰するよう求めた。河北省唐山市の民衆70人は、警官が法輪功修煉者の李真さんに暴行して連行する現場を目撃し、その場で拇印と署名をして、李さんおよび連行されたほかの修煉者すべてを釈放するよう求めた。河北省の民衆700人は法輪功修煉者の李藍奎さんを救出するため、自発的に連名で拇印と署名をした。

 これらの出来事から見ても、中国の民衆はすでに目覚めている。人々は、法輪功は最も平和的で、最も理性があり、人権を守る団体で、中国国民が真の自由と尊厳を取り戻す唯一の希望であることを認識している。中国各地で国民が法輪功に対する迫害に反対し始めている。この事は北京の幹部たちを震撼させている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/8/261287.html)
 
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