四川省:10年間拘禁された無実の市民 心神喪失・失明
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 【明慧日本2012年10月14日】重慶市北碚区に住む法輪法修煉者・李基鳳さん(58)は1995年に法輪功を学び始めた。2000年1月、法輪功の真相を伝えるために上京したことで、3ヵ月拘禁された。それ以降、同年の4月と6月も強制連行に遭い、洗脳班や留置場での不当拘禁を数ヵ月ほど経て、1年6ヵ月の労働教養処分を科され、茅家山女子労働教養所に収容された。

 出所後、李さんは施設内での拷問により心神喪失となった。しかし、心身ともに回復してまもなく、2003年5月28日、法輪功の資料を作ったことで、自宅から再び不当に連行された。李さんは北碚区共産党学校で身柄を拘束されていた間、暴力による尋問を受けた。「吊大掛」やビンタなど、暴行をさんざん加えられた。3ヵ月後 に北碚區戒毒所へ移送された。そこでは、体の上に乗って踏みつけられたり、ズボンを脱がされて蹴られたり、敏感な部分を攻撃された。10月29日、懲役8年の重刑判決を宣告され、永川女子刑務所へ収容された。そのたびに、上訴しても事実を無視されたまま、原審を維持され、無実の罪を着せられた。

 2011年7月31日、出所した李さんは拷問など一連の迫害により片目の視力が0.1に低下し、もう片目は失明してしまったうえ、歯もほとんど抜け落ちてしまった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/13/263984.html)
 
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