黒竜江省:洗脳班で迫害され 法輪功修煉者が骨折
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 【明慧日本2012年11月16日】黒竜江省伊春(いしゅん)市に在住の法輪功修煉者・李翠玲さん(40代女性)は今年6月13日、法輪功が迫害されている内容を記載したチラシを街で貼っていた際、西城派出所の警官に不当に連行され、烏馬河刑務所に拘禁された。6月29日、李さんは伊春市洗脳班に移送された。

 

 洗脳班で李さんはさまざまな迫害を受けた。李さんは法輪功に対する誹謗中傷のビデオを大音量で見ることを強制された。ビデオを見るときは、小さい椅子に座らされたり、立たされたりしながら、夜遅くまで見せられた。

 また、李さんは洗脳班で1カ月近く、吊るし上げられた。李さんは両腕に手錠をかけられて、高所にある暖房器具に繋がれ、同時に地面につけられない両足にも手錠をかけられた。手錠の輪が小さいため、足首に食い込み、傷を負った李さんは、両腕も両足も耐えられないほどの痛みに苦しんだ。

 警官は「お前を死なせないで、障害を負わせてやる」と李さんを脅迫した。

 李さんは洗脳班で「法輪大法は素晴らしい」と何度も叫んだが、そのたびに、警官に罵られてビンタを食らわされ、髪の毛を引っ張られた。

 ある日、中国の中央テレビ放送局の番組を見なかったことを理由として、警官は李さんを引っ張り倒して殴打したり、蹴ったりした。そのため、李さんの肋骨にヒビが入ったという。

 洗脳班で李さんは座禅をしようと足を組むと、警官にペンの先で足を刺され、出血したこともある。

 8月7日、李さんはハルピンの労働教養所に送られる途中で「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、警官に顔と頭を打たれ、鼻血が出た。その後、教養所は健康問題を理由に李さんの入所を拒否したため、李さんは再び洗脳班に戻された。李さんは洗脳班の迫害に断食をして抗議したが、灌食された。

 3人の警官は、李さんの体と頭を固定し、スプーンで李さんの歯茎を突いて、灌食しようとしたが、李さんの懸命の抵抗でできなかった。翌日も警官は同じ手段を使って、李さんに灌食を行ったが、やはり李さんの懸命の抵抗で失敗に終わった。その後、警官は「お前を精神病院に入れてやる」と脅迫した。

 8月15日、李さんは先生の慈悲の加護のもと、無条件で解放された。しかし、帰宅した李さんは洗脳班で長い間吊るし上げられたため、手に力が入らず、よく痙攣(けいれん)を起こした。

 李さんは法輪功の修煉を通じて、短気な性格から穏やかな性格に変わり、心身共に健康を取り戻した。また離婚した夫とも復縁し、より良い人になるように努力してきた。

 しかし、李さんはいまだに警官の嫌がらせを受け続けているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)   

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/8/265249.html)
 
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