【明慧日本2012年11月14日】湖北省荊州市の法輪功修煉者・馮峰さんは沙洋范家台刑務所に拘禁され、迫害されている。刑務所で馮さんは警官に殴打され、胸部を負傷し、10数日間動けなくなったことがある。先日も独房に入れられ、手錠をきつくはめられ、腕が腫れ上がった。先月、家族が馮さんと面会したとき、馮さんはまるで別人のように痩せこけたという。
今年になって、沙洋范家台刑務所側が法輪功修煉者に対する迫害を強化し、馮さんを4監区から8監区に移送した。馮さんは名前を呼ばれるとき、「はい」と返事しなかったことと、奴隷のような重労働を拒否したことを理由に、全身を縛られ、警官と受刑者数人に囲まれてひどく殴打された。
拷問の実演:吊るし上げられる
馮さんの母親は息子の健康状態を知ってとても心配になり、息子を救うため、息子の助けを求める手紙を関係部門のリーダー宛に手紙を書いた。
以下は、馮さんの母親が書いた手紙である。
リーダーの皆様、こんにちは。
私は荊州市精神病院から定年退職し、蘇文珍と申します。馮峰は私の息子です。息子が法輪功を学んでいるという理由で2008年7月に連行され、2009年、沙市区裁判所に懲役8年の実刑判決を宣告され、沙洋范家台刑務所に収容されました。
しかし、刑務所で息子は数回にわたって、警官の指示を受けた受刑者に殴打されました。最近、息子と同じ刑務所で服役していた人が釈放されました。その人が「馮峰さんは過去数年、何回も殴打されました。あるとき、ひどく殴打された馮峰さんは胸に重傷を負って、数日間起き上がれませんでした。最近のことですが、馮峰さんは15日間独房に入れられ、手錠をかけられ、腕がずいぶん腫れ上がってしまって、馮峰さんを監視している受刑者さえも馮峰さんのあまりの残酷な姿に、裏で涙を流していましたね」と話をしてくれました。
その後も、海外のインターネット上で息子が刑務所で受けた迫害のことが伝えられたと聞きました。
息子は刑務所で30数キロも痩せてしまいました。私たち家族は息子のことをとても心配しています。先日、娘2人が刑務所に弟と面会に行きましたが、刑務所側に拒否されました。
息子は正直で優しく、よく周囲の人に良い人だと褒められています。刑務所の警官は「人の死を何とも思わない」と話したことがあると聞きましたが、この話をした警官は人民を守る警官だと言えますか? 法律に背いている警官だと思いませんか。そのため、私は刑務所にいる息子のことをますます心配するようになりました。
ここで私たち家族は、息子に暴行を加えた人の厳罰処分を要求します。息子が治療を受けるための一時出所を要求します。 どうかよろしくお願いします。
蘇文珍より
2012年10月28日
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2012/11/11/136241.html)