複雑な家庭でも幸せ
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2012年12月5日】私と夫は再婚同士で、夫には息子が1人、私には娘が1人います。他人から見れば、このような複雑な家庭は絶対長続きしないだろうと思われがちですが、しかし、私達はもう10年も一緒に暮らしており、家族はとても仲睦まじいです。息子に言わせると、「『真・善・忍』を修める母がいるから」だそうです。

 日常生活の中で、私は自分に厳しく要求し、「真・善・忍」に基づいて全ての事に対処し、師父のお教えが私の頭から離れたことは片時もありません。師父はおっしゃいました。「われわれ一人一人がみんな内に向かって修め、一人一人がみんな自分の心性から探すようにし、うまくいかなかった場合は、自分に原因を探し、次回はうまくいくように努力し、何をしても人のことをまず考えるようにします」(『転法輪』)

 生活の中で、家庭内のこまごまとしたぶつかり合いは、よく発生します。ある年の年末近く、子供達は冬休みに入りました。夫から、子供達にそれぞれ新しい靴を買うようにと言われました。店に着いてから、息子は靴以外にダウンコートとセーターも欲しいと言いました。確かに、息子の今のコートとセーターは小さく、年が明ければ子供達はもう中学生になり、きちんとした服も必要になると思い、買うことに決めました。娘も欲しがっていましたが、お金が足りないので、彼女の分は買えませんでした。

 子供達と楽しく家に帰り、家に着いた途端、夫は買い物を見ていきなり機嫌が悪くなり、罵声を浴びせました。その時、私は悔しくて「私は自分のためでなく、自分の娘のためでもなく、あなたの息子に買ってあげたのに、褒められるどころか、なぜ私が罵られなければならないの」と思いました。しかし、私は考え直して、自分を一人の修煉者として、法輪大法の修煉者として、師父のお教え通り、どんな事に遭っても忍耐し、どんな時でも他人の事を考え、他人の立場に立って物事を考えなければなりません。私は口答えせず、心の中で師父の法を暗唱しました。「あなたが家に帰ってくると、奥様やご主人がいきなりすごい剣幕で罵声を浴びせてくるかもしれません。それに耐え切ることができれば、この日の煉功を無駄にしなかったことになります」(『転法輪』)

 その後、夫は謝りに来て、私がどのように耐えたかを聞きました。私は夫に、「私は法輪大法の修煉者で、さらに高い法理で自分を律すべきです」と伝えました。夫は「法輪功は素晴らしい。私も法輪功を学びたい」と言い、その後、夫は本当に修煉を始めました。

 現在、息子は16歳になり、学習成績は優秀で、学年でいつも一位を維持しており、13歳の娘もかなりよい成績です。2人とも大法を良いと思い、私の修煉を支持し、大法の師父を尊敬しています。新年や祝祭日には、私達一家は師父に敬意を表し、香をあげることにしています。最近、夫の母親も私達と一緒に住むことになりました。彼女には3人の娘と2人の息子がいます。彼女は私達の家族と一緒にいると心が落ち着くと言い、誰にでも私のことを褒め、大法に対してもよいと思っています。 

 法輪大法は宇宙の法であり、人々に真・善・忍に基づいて修めるよう教えています。まず良い人になることを目指し、どんな問題に遭っても自分の間違いを探し、他人の非を探さないようにと教えられています。この場を借りて、この交流文章を書いたのは、慈悲深い偉大な師父が弟子のためになされた全ての事に対して、感謝の念を捧げたいからです。同時に、心から世の人々に伝えたいと思います。「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」という言葉をしっかり覚えていてください。善悪をはっきりと見極め、自分と家族のために素晴らしい未来を選択するよう願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/3/265773.html)
 
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