文/中国の大法弟子
【明慧日本2012年12月11日】大法弟子Aさんのお父さんは、今年4月に重病に罹り寝たきりになりました。Aさんの兄弟はみんな法輪功修煉者なので、お父さんに毎日『転法輪』を読んであげていました。大法を聞いてお父さんは日ごとに回復して、自力でベッドから降りて歩けるようになりました。兄弟たちはお父さんにデジタル音声プレイヤーをプレゼントし、お父さんは毎日、李洪志師父の『済南講法』を聞いて、8月にはもう完全に回復しました。しかし、お父さんはその後、毎日マージャンにふけり、家族が迫害を受けることを恐れて、周りの人に自分が法輪功を修煉して病気が治ったことを教える勇気がありませんでした。その後、10月にまたお父さんの病状が悪化して、寝たきりになりました。臨終のとき『転法輪』を読みたいと言い、息が止まる前に「法輪大法は素晴らしい!」と叫びました。
大法弟子Bさんのお父さんは癌になりましたが、法輪大法を学んだ後にとても早く完治しました。しかし、それからお父さんは法を学ばなくなり、毎日マージャンをやるようになりました。周囲の人が「どうしてそんなに早く治ったのか」と聞くと、お父さんは「法輪大法を修煉して治りました」と答える勇気がありませんでした。同修が、お父さんに修煉を続けましょうと勧めたら、お父さんは「いやいや、長男が服役中なので、私が修煉を続けると彼の出世に影響します」と答えました。その後、まもなく彼の癌は再発しました。臨終の時、彼は大法の貴重さが分かったのですが、すでに手遅れでした。
師父は『転法輪』の中で年配の人が修煉する際に直面する問題をこのように説かれました。「しかし、ここに基準が一つあります。定められた天寿を越えた、延長された生命は、すべて煉功するために与えられたものであり、間違った考えが浮かんだだけで命の危険を招くことがあります。というのは、あなたの生命の過程はとっくに終わっているからです」この意味は、年配の人が法を得てから、大法を実証することをせず、大法を実証する勇気がなければ、それはとても危険なことなのです。常人でさえ、重病にかかり誰かに完治してもらったら、周囲に完治した過程を教えるのに、大法によって難病が完治したのに、周囲に真相を説明する勇気さえないというのは、おかしくありませんか?
上記の2例から、大法弟子は自分の身内に真相を充分伝えることをせず、修煉と生死の関係をはっきりと教えることをせず、ただ身内が完治すればそれで満足する、という現象に気づきました。大法弟子は身内に持続的に真相を伝える責任があります。身内が本当に真相を分かれば、進んで周囲に真相を広めるだけでなく、大法弟子の「三つのこと」をやるための有力な力になるのです。
わずかな見解ですが、不足のところがあれば、皆さんの慈悲なるご叱正をお願いします。