河北省:元教師に懲役12年の不当判決
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 【明慧日本2013年3月3日】河北省唐山市の元教師・卞(べん)麗潮さん(48)は1997年に法輪功を習い始めてから、心臓病や高血圧の持病が回復した。しかし、昨年2月25日朝6時頃、卞さんは学校に出勤する途中で見張っていた警官らにより強制連行された。さらに、警官は卞さんの家に押し入り、十数万元の現金を脅し取った。

 唐山市第二留置場で、卞さんは拷問や暴行で苦しめられた。7月26日、神韻公演のDVDや資料を所持していたという理由で、懲役12年の不当判決を受けた。その後は上訴し続けたが、いずれも法的プロセスに従わない状況下で、原審維持とされ、卞さんは無実のまま保定刑務所へ送り込まれた。

 今年1月2日、家族は卞さんが保定刑務所に入所したことを知らされた。しかし、通知書には、入所後3ヵ月以内は面会禁止と書かれていた。家族は自らの権利と卞さんの人権のため、河北省刑務所管理局に告発した。しかし、卞さんは保定刑務所に入所してまもなく、石家荘刑務所へ移された。

 2月19日、卞さんの妻子は保定刑務所へ行き、卞さんの出所による治療を申し出て健康診断書を請求したが、施設側は応じなかった。また、看守らは卞さんの娘を無理やり地面に押さえつけた。そして、娘を助けようとした卞さんの妻に対し、仲間を呼び出して集団暴行した。

 拘禁中に迫害された卞さんは以前の持病が引き起こされ、心痛や高血圧、視力低下の危篤に陥った。施設側は卞さんに緊急治療をしなかっただけでなく、依然として嫌がらせ、監視など、迫害を加え続けている。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/2/23/270316.html)
 
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