河北省:法輪功修煉者2人に懲役宣告 民衆は反対署名で支援
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 【明慧日本2013年1月26日】河北省唐山市豊潤区裁判所は2012年8月20日、2人の法輪功修煉者に対して非公開裁判を行い、裁判長の徐天鵬は張明鳳さん(60歳)に懲役3年、張桂芝さん(68歳)に懲役4年の判決を下した。今2人はすでに石家荘女子刑務所に拘禁されている。

 現地の住民は2人が法輪功を学んでいるという理由で懲役を宣告されたことを聞いて、続々と連名で、無実を訴え救出することに協力し、早くも404人が署名した。

唐山市の多くの民衆は、張桂芝さんと張明鳳さんが迫害された真相を知った後、積極的に拇印を押して署名し、2人が家に帰れるように協力している

 法輪功を学び健康になり、真相を伝え迫害を受けた 

 張明鳳さんは、1998年に法輪功を学び始めた。修煉する前は深刻なリュウマチ性関節炎を患い、手の痛みがあり、骨は変形してしまい、動悸・神経衰弱や、よく夜中に息が詰まって苦しみ、仕事をするにも大変な苦労を伴っていた。 

 修煉を始めてから、張さんは病気がいつの間にか消え、しかも積極的に他人を助けるようになった。張さんは自ら村の井戸の当番を引き受け、一切報酬を受け取らなかった。井戸掘りに向かう際、周りの田んぼが通り道になるため、同郷達は皆当たり前のように通行料を受け取ったが、ただ張さんの家だけは受け取らなかった。張さんは「真・善・忍」に基づいて自分を律し、他人のことを優先的に考え、また1人暮らしの老人にご飯を作って持って行ったり、水を汲んであげたりして、雨天でも休まなかった。ジャガイモの収穫時期に、手伝いをお願いしに来た人に対して、すぐ機械を運転して手伝いに行き、同様にお金を一切取らなかった。村の人は「法輪功を学んで健康になっただけではなく、心性が更に良くなった。このような人はどこを探しても見つからない」と言い、張さんのことを認めていた。 

 張桂芝さんは退職教師で、煉功する前に心臓病を患い、1998年に法輪大法を学んでから、病気が治り全身は軽やかになった。1999年に中国共産党が法輪功を迫害した後、張さんは動揺せず煉功し続け、何度も迫害を受けた。2001年5月25日、村の役員は張さんに修煉を放棄し、法輪功の先生を口汚く罵るように強要したが、張さんが拒否したため、豊潤留置場に拘禁された。拘禁期間中、張さんは滅多打ち・吊し上げ・灌食・電気ショックを加えられるなどの迫害を受けた。また、灌食の拷問を受けた時に2本の歯を折られた。教育委員長は張さんの家族を連れて留置場に行き、修煉を放棄する保証書を書くように強制したが、張さんは拒否した。教育委員長が「殴れ!」と指示した途端、警官は張さんの髪を掴んで力任せに投げ飛ばした。この光景を目にした張さんの娘はその場で泣いた。家族が帰った後、警官は棒で張さんの足首を叩いた。当時57歳だった張さんは3日間連続で苦しめられ、大小便を失禁し、全身が青紫色に変わった。 

 2001年の秋、張桂芝さんは不当に労働教養3年を強いられ、唐山開平労働教養所に移送された。そこで、張さんは残酷な迫害を受けて歩くことさえできなくなった。労働教養所は責任を負うことを恐れて、張さんを一時出所させた。張さんは帰宅後、全く自力での生活ができなかったため、すべて家族が世話をしてくれた。それでも煉功を続けることによって、徐々に回復し、張さんは再び立ち上がれるようになった。張さんは自分が心身ともに健康になった経験を同郷達に話し、法輪功が迫害された真実を人々に伝え、常に「真・善・忍」の基準で自分を律し、他人に対して善意をもって接していた。現地の住民は「張さんは至る所で他人を助け、心の善良な人だ」と言っている。 

 2012年4月4日、張明鳳さんと張桂芝さんが豊登ウ鎮を通りかかった時、豊登ウ鎮派出所の私服警官・鄭宝剛は「神韻のDVDが欲しい」と話かけ、2人の老人は「大切にして下さい」と言ってDVDを渡した。話がまだ終わっていないうちに、パトカーが来て、数人の警官が2人をパトカーに押しこみ、豊登ウ鎮派出所へ連行し、そして豊潤留置所に15日間拘留した後留置場へ移送した。8月20日、唐山市豊潤区裁判所は家族に知らせず、弁護士に依頼することをも許さず、秘密裏に裁判を行い、裁判長は2人が自らを弁護することを阻止し、「国家法律の実施を破壊する罪」で判決を下し、2人を石家荘女子刑務所に拘禁した。移送する前に家族には一切知らせなかった。 

 中国共産党に追随する司法官、すでに被告席に向かった 

 徐天鵬は、唐山市豊潤区裁判所の裁判長。中国共産党が法輪功を迫害して以来、司法官の職権を濫用し、10人以上の法輪功修煉者に対して不当判決を下し、罪のない人とその家族の心に極めて大きな傷を負わせた。今回、張明鳳さん・張桂芝さんの家族は、彼が法律執行者として法を犯したため告訴し、法律に基づいて徐天鵬の刑事責任を追及することを求めている。 

 一、『中華人民共和国刑法』第399条に、「司法人員は私情にとらわれて法を曲げ、無罪の人に対して控訴し、或いは有罪な人を故意にかばい、あるいは裁判中で故意に事実と法律に背いて法を曲げることを行った場合は、5年以下の有期懲役あるいは拘留する。事実が深刻な場合は、5年以上10年以下の有期懲役。更に深刻な場合は、10年以上の有期懲役にすべきである」と定めている。従って、徐天鵬は張桂芝さん・張明鳳さんが「真・善・忍」を堅持する罪のない人であると知りながら、有罪判決を下したことによって、すでに刑法の第399条を犯している。法律上の責任を追及すべきである。 

 二、『中華人民共和国刑事訴訟法』第151条の第1号第5項に「裁判所が開廷裁判を決定した後、公判の案件につき、3日前に案件のあらまし・被告人の名前・開廷する時間と場所を公表する」と書かれている。しかし、裁判長の徐天鵬は、わざと公示欄内で公表せず、張桂芝さんと張明鳳さんの親族と友達は傍聴できなくなった。これは深刻に法律順序に違反する行為である。 

 三、『中華人民共和国刑事訴訟法』に定められている内容により、張桂芝さん・張明鳳さんは自ら弁護する権利を有する。しかし、張桂芝さんと張明鳳さんが自ら弁護をした時、途中で裁判長の徐天鵬にさえぎられ、本人による弁護ができなくなり、張桂芝さんと張明鳳さんの法律に基づく弁護権を侵害された。徐天鵬の行為は、裁判人員が公正に法律を執行する原則を破壊した。 

 善を呼び起こし天象に順応、罰から免れる  

 去年以来、中国大陸の国民の中で、迫害に反対する機運が高まり、民衆は次から次へと法輪功修煉者に対しての同情と賞賛を示し、法輪功に対して支持の意を表している。 

 河北省唐山市の多くの民衆は、張桂芝さんと張明鳳さんが迫害された真相を知った後、中国共産党の警官を非難し、積極的に拇印を押して署名し、2人が家に帰れるよう協力した。唐山市の市場で真実の情況を知った人々は、憤慨した心境を隠さず話した。「中国共産党の官員は無法の限りを尽くし、国民は良い人になろうとしても難しく、今の中国の法律はただの空文で、庶民の人権は全くない。法輪功修煉者は確かに良い人で、法輪大法は確かに素晴らしい! 私達は声援する!」 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/10/267628.html)
 
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