四川省:会社の元部長が迫害され 家族にも被害
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 【明慧日本2013年3月4日】重慶市・九竜坡区の法輪功修煉者・李向東さん、詹蘭珍さん、王雲さん、楊本会さんら4人は昨年8月19日、重慶市政法委員会(情報・治安・司法・検察・公安などの部門を主管する機構)の指図を受けた国保(国家安全保衛)支隊による大規模な逮捕行動によって連れ去られた。この迫害により、李さん達を含めて被害者は少なくとも20数人に上った。

 連行の当日、 警官は玄関のドアを破壊して家に押し入り、李さんを押さえつけた。そして、資料の作成に必要なパソコンやプリンタを脅し取り、数千元の現金も没収した。警官は、李さんと妻の詹さんを40日間以上、正当な理由もなく拘禁した後、華厳留置場に送り込んだ。現在、巴国城裁判所は重慶市610弁公室の指示のもと、法輪功の関連書籍を持っていたという理由で、李さん夫婦に不当判決を下すよう企ている。

 李さんの母親は無実の息子のために、九竜坡区公安局や謝家湾派出所を訴えるよう各陳情機関を往復し、弁護士にも依頼した。それ以来、李さんの家族から依頼を受けた弁護士は、警官らからひどい嫌がらせや脅迫を加えられた。

 会社に勤めていた元部長の李さんは、法輪功の「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指し、職場では上司や同僚に信頼される優秀な社員として表彰されていた。

 1999年7.20から法輪功が中共(中国共産党)により弾圧されて以来、李さんは中共当局による一連のひどい迫害を加えられ、2年の労働教養処分や懲役15年の不当判決を受け、長期間にわたって獄中生活を強いられた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/2/16/270104.html)
 
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