青年大法弟子が色魔を乗り越えた経験
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文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2013年4月12日】私は2009年に法を得て修煉を始めた台湾在住の若い弟子です。最近、色魔を乗り越えた経験があったので、ここで書き出して皆さんと共有したいです。

 私が法を得た当時、師父の助けもあって一年余りの間は完全に色心を断ちました。その時、全身全霊で大法の学習に集中し、体の変化も大きかったです。師父がおっしゃった通り、「体中が軽いと感じ、浮き上がるように軽くなり、病気の感じがすっかりなくなりました。」[1]。

 しかし、その後しばらくすると、修煉の環境は変わりました(兵隊になった)。私は修煉をあまり重視しなくなってきて、自分に対する要求も徐々に緩くなっていきました。最後になって、非常に良くない、汚い行動をとるようになりました(例えばアダルト映画を見る)。当時は悪いことをやっているという自覚はあって、毎回見た後に後悔しますが、次に来るとまたも見てしまい、後悔と繰り返しの連続でした。色欲心が来た時に自分を抑えることができず、思想業力の指示に従ってしまいました。時に、これはダメだと分かっていましたが乗り越えられませんでした。終わったら後悔したり、自分を責めたりして苦痛を味わい、その時は自分が嫌になってしまい、自己否定に陥り、自分を捨てていました。私は自信を完全に失ってしまいました。

 後になって、師父の教えを思い出しました。「修煉の中で、正念が強くなければ、関をしっかり乗り越えることができず、長引いてしまいます。しかも、正念が強くならなければ、自信を失ってしまうこともあります。自信を失って、邪に悟ってしまった人がいたのではありませんか?」[2]「皆さんが自責することを私は好きではありません。それは何の役にも立ちません。私はやはり先ほど言った言葉を言いますが、つまり、転んだら倒れたままにせず、早く起きなさい。」[3]これらの師父の教えを思い出し、私は自分自身に語りかけました。「絶対自信を失ってはなりません。努力を続けて少し見通しが見えました。状況は最近変わりつつあります」

 数週間前から、私は「三つのこと」をやり遂げて、三つのことの中でも法を学習することに力を入れました。毎日『轉法輪』を一講読み、そのほかに師父の海外での説法の本を読みました。多くの時は毎日一講の『轉法輪』と一冊の海外での説法を読み上げます。法を学習するとき、特にとても静かな場所を探して全身全霊を集中して読みました。非常に集中している時、法のすべての文字から柔らかな光を見られます(私は普段見えません)。多くの道理を悟ることができました。

 それから、ある週、私はまたも色欲心と色魔に襲われました。非常に強い執着心が襲ってきた時、思想業力が自分の脳を刺激して自分を苦しめていると分かりました。私に法を放棄してアダルト映画を見るよう、刺激が脳を走りました。私は絶えず排除し、悪い思想を取り除き、発正念をしましたが、静かになれなかったため効果は見られませんでした。しかし私はそれらに負けずに、自分に対して語りかけました。「私が神なら私はこのようなことをやりますか? 答えは明らかです」しばらくすると、色欲心と色魔が消失しました。私は取り敢えず当面は撃退できたと知りました。このような戦いは2、3日の間に3回も起きました。

 3日目の朝、朝起きると体がとても軽く感じ、法を得た初期の感じに戻りました。その日の夜、マスコミの真相資料を作成中、頭がとても痛くなりました。しかし、私は真相資料作成の仕事を続け、諦めませんでした。夜、寝て朝起きると、色欲心がかなり少なくなった感じがしました。異性を見る時、あまり好き嫌いの区別をしなくなりました。汚い想像も頭から消え、完全に法を得た当時の状態に戻ることができました。

 『轉法輪法解』「済南での説法 質疑応答」にこのような一節がありました。

 「弟子:色欲の関門を越える時、ぶり返しが起きることがありますか?
 師:そうです。きっと起きます。一度で超えられなければ、きっとぶり返しが起きます。あなたは今とても良く守っていますが、将来はどうでしょうか? また試練されることがあるはずです。」[4]

 今回、色欲心を乗り越えることが出来て、この経験から今後どのように修煉をしていくかが分かり、自信が付きました。今回の経験から、私はまた、いろいろな執着心があると分かりました。これらを取り除かないといけません。

 少しの経験ですが、皆さんと分かち合いたいと思います。慈悲にご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法三』「大ニューヨーク地区法会での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『ロサンゼルス市法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『二〇〇三年旧正月での説法』
 [4] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』「済南での説法 質疑応答」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/4/7/271820.html)
 
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