四川省:法輪功修煉者が重刑判決に直面 弁護士は上訴を妨害される
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 【明慧日本2013年4月27日】四川省涼山州会理県に住んでいた法輪功修煉者・呉従美さん(69歳女性)は昨年5月29日、自宅で不当に連行されて拘禁された。11月17日、法廷で弁護士は「誰もが信仰の自由を持ち、『真・善・忍』を信じることや、中共(中国共産党)当局に迫害されている真相を人々に伝えることは決して罪ではなく、呉さんに罪を着せる行為は犯罪である」と述べた。

 しかし呉さんは、会理県裁判所から懲役3年の不当判決を宣告された。呉さんは上訴しようとしたが、家族も弁護士も裁判所に妨害された。

 そのため、弁護士と家族は中級裁判所(高裁にあたる)に上記の不正裁判と原審を維持するための裁判所の妨害行為を訴えた。しかし、先月27日、中級裁判所は被告人を政治犯と扱い、弁護士が要求した立件書類のコピーを拒否した上に、かえって弁護士に書類を見せない状況下で、訴訟報告書を提出しないように命令した。

 3月28日、弁護士は一連の妨害と違法行為に対する抗議書に記載し、涼山州中級裁判所・検察庁・政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)に提出し、呉さんの無罪を訴えた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/4/7/271816.html)
 
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