広東省:夫が迫害され死亡 妻は刑務所で迫害される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2013年6月1日】広東省江門市の法輪功修煉者・区金楚さん(70代)は陽江刑務所で迫害され危篤に陥ったため家に戻されたが、今年3月29日に無実の罪が晴れないままこの世を去った。亡くなる前の容貌は別人のように変わり、みすぼらしいほど痩せていたという。妻・徐瑞蓮さんは未だに不当に広州女子刑務所に拘禁され、迫害を受け続けている。

 区さんは区毛さんとも呼ばれていた。2008年9月2日に区さんは妻と3歳の孫・区君林くんを連れて新会区で法輪功の資料を配っていた時、中共(中国共産党)の虚言を信じ込んだ人に告発され、北門派出所に連行された後、北門留置場に拘禁され続けた。刑務所で年配の二人は毎日十数時間働かされ、家族との面会は一切拒否された。不当に拘禁された期間、二人は絶えず恐喝され迫害を受けていた。妻の徐さんは迫害により脳震盪を起こし応急手当をされた。その間、3歳の孫はずっと孤児院に送られ一週間後に家に戻された。

 その後、中共は二人に不公正裁判を開廷した。二人は暖かい服を着ることを許されず、薄着のまま寒さに凍りつき、絶えず震えて話さえできなくなった。2009年1月中旬、家族に年配の夫婦二人は懲役8年の判決を下されたことを知らされた。

 区さんは陽江刑務所に送られて迫害を受け、徐さんは広東省女子刑務所で迫害を受けた。家族は面会に行く際に一切持ち物を禁止され、強制的に刑務所内で販売されている高価な商品を買わされた。陽江刑務所で区さんは迫害により多種の病気(胃病、高血圧、脳委縮、パーキンソン病)になった。2011年10月から11月にかけて区さんは危篤に陥ったため、家に戻された。

 家に戻ってから区さんは手、足及び全身が動かなくなり、大小便を失禁し、毎日寝たきりで震えていた。区さんの話によると、刑務所のトイレで受刑者に監視され殴られたからだという。今年3月29日、区さんは無実の罪が晴れないままこの世を去った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/22/274335.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/5/31/140206.html)
 
関連文章