李克強総理訪独 法輪功修煉者が迫害停止を呼びかけ
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明慧日本2013年6月8日】今年の5月25日〜27日、中国の総理大臣・李克強がドイツのベルリンを訪問した。その期間中、法輪功修煉者はベルリンに集まり、集会を開き、中国で行われている法輪功迫害、及び法輪功修煉者を対象とする生体臓器狩りの暴行を直ちに停止するように呼びかけた。中共の現体制に対して、主犯である江沢民、及び江沢民の共犯者らを直ちに法律に基づいて裁くように呼びかけた。

ドイツの首相府前で中共の迫害を訴える法輪功修煉者たち

ドイツの議会前に設置された中共による法輪功迫害を展示した看板を、多くの市民が真面目に読んでいる

ドイツ首相府前を通りかかった人々は、法輪功修煉者が説明する中共が市民に対して行なっている迫害の説明に耳を傾ける

 駐ベルリン中国大使館前、ドイツ首相府前、大統領宮殿前、李克強が宿泊するホテル前など、李克強が訪れるあらゆる場所の前には法輪功修煉者たちが平和的に迫害停止を訴える姿が見られた。横断幕と看板が整然と並べられ、中国で起こっている残虐かつ非人道的な市民への迫害を直ちに停止するように訴えている。

 5月25日、ベルリンはあいにくの天気だったが、法輪功修煉者たちは、今回のチャンスも逃したくないと思い、雨と風の中で外に立ち、平和的な訴えを続けた。

 中国代表団が宿泊するホテル付近で、法輪功修煉者たちは集会を開き、集まった人々に中国で現在何か起こっているかを説明した。人々は、中国で起きた法輪功修煉者に対する生体臓器狩りや労働教養所・刑務所での法輪功修煉者に対する残虐な迫害に驚き、耳を疑っていた。自転車で通りかかったある地元の女性は「生体臓器狩り! 私はどうしても信じられません! 人間のやることではありません! 信じられない! 本当に驚いています!」と驚きを隠せない様子だった。

 法輪功修煉者・郭居峰さんは、4回に渡って中共に拘束され迫害を受けた。今回、郭さんは、いまだに迫害を受けている友人の呂開利さんの釈放のため、また自分が迫害された経験を自ら訴えるためにベルリンに駆けつけた。郭さんは以下のように訴えた。「呂開利さんは非常に良い人で、すべて他人の利益を優先に考える人です。彼とは2回、一緒に拉致されました。中共が法輪功への迫害を始めてから14年、呂開利さんは10年間刑務所に監禁され迫害されています。彼は数々の残虐な拷問を経験しています。23種類の拷問を呂開利さんに加えました。罪を隠すため、中共は遼寧省の3つの労働教養所に彼を移送しながら、繰り返し迫害しています」

 郭さんはスピーチの中で特に、人間地獄と言われている遼寧省の「馬三家教養院」での数々の非人道的迫害を暴露した。「馬三家教養院」は非常に悪質、巧妙かつ悲惨な手口で法輪功修煉者を迫害し、数々の冤罪事件を生み出していると訴えた。

 郭さんはまた、「友人の呂開利さんは、中共の強権と10年に渡る残虐かつ非人道的迫害の前で、自分の信仰・自由への望みを抱いて真相を言い続け、暴力に屈することなく、強い勇気と忍耐を現しています。このような良い人を一刻も早くあの人間地獄から救出したいです」と呼びかけた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/4/274913.html)
 
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