米下院議員 中国で拘禁されている法輪功修煉者に関心を寄せる
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 【明慧日本2013年7月25日】今年就任した米国下院議員・エリック・スウォルウェル氏は近日、駐中国大使・駱家輝氏に書簡を送り、中共(中国共産党)当局に不当に拘禁されている法輪功修煉者・王占所さんの訴訟判例を提出するよう求めた。

 スウォルウェル議員はサンフランシスコ・ベイエリアの最大の印刷メディアグループ、NBC NewsとLA Timesのニュースを通して、彼の選挙区の住民・王瀟氏の父・王占所さんが法輪功を学んだという理由で、中国大陸の刑務所に拘禁されて迫害されている事実を知った。彼はこの件に深い関心を示し、米国の駐中国大使・駱家輝氏に書簡を送った。彼は書簡の中で「米国は必ず永遠に自由と正義の立場に立たなければならない。中国(中共)政府が人々の政治あるいは精神の信条のために、彼らを拘禁することは理不尽であり、そうしてはならない」と述べ、王占所さんの健康状況が悪化しているため、中共当局が適切な治療を行なうように求めた。


エリック・スウォルウェル下院議員


スウォルウェル議員が米国駐中国大使・駱家輝氏に送った書簡

 王瀟氏の両親と弟は法輪功を学んでいるという理由で2010年3月4日、山東省青島市黄島開発区の警官に家の中で不当に身柄を拘束された。王瀟氏の父親・王占所さんは2010年10月、黄島(こうとう)区裁判所に懲役4年の不当判決を宣告された。拘禁中、王占所さんは迫害を受け、肝臓に腫瘍ができ、2011年1月、刑務所側から受け入れを拒否された。しかし、黄島開発区610弁公室と山東省済南刑務所は互いに結託し、1カ月後、王占所さんを済南刑務所に拘禁して迫害した。通常は認められている「重病のための服役中の一時出所」も許可せず、王占所さんを解放しなかった。

 現在、王占所さんは依然として山東省済南刑務所(別名:山東省第1刑務所)第11監区に拘禁されて迫害を受けている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/3/276162.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/7/13/141035.html)
 
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