中国で労働教養所が閉鎖 法輪功修煉者なお拘禁される
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 【明慧日本2013年8月12日】中国国内では各地の労働教養所が閉鎖されたが、不当に拘禁されていた法輪功修煉者たちは依然として釈放されていない。ほかの既存の収容施設に合併され、閉鎖された元収容施設はほかの既存の収容施設に改名し、元の労働教養所の所在地に移転し、いわゆる「思想教育学校」などの校内に移転した。不法に拘禁されている法輪功修煉者および受刑者たちは、さまざまな迫害や洗脳を受けているほか、毎日長時間にわたって奴隷的苦役に処せられている。

 陜西省宝鶏市陳倉区の虢鎮労働教養所は、2013年8月頃、受刑者全員を釈放したが、依然として凃松山さん、陳保漢さん、李旭鵬さん3人の法輪功修煉者を拘禁し続けている。

 江西省労働教養所は2013年上旬、一部の受刑者を釈放した。しかし、多数の修煉者は江西省戒毒所に移され、拘禁され続けている。

 江西省九江市開発区の譚美麗さんは、閉鎖された労働教養所から戒毒収容所に移された。譚さんの夫は同所へ行き、妻の無罪と釈放を求めた。しかし、同所は麻薬犯罪をしていない譚さんを戒毒収容所で拘禁することの不当性を認めないどころか、かえって家族に釈放の条件として金銭を恐喝した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/8/10/277954.html)
 
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