明慧法会|自分の内に向けて探し、隔たりをなくす(二)
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文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2013年8月12日】

 二、修煉の中で正念を常に持つべき

 地元の人が明慧ネットからダウンロードするときは主に1年間の資金が入った接続カードを使います。私は学習者に接続カードを買う役です。今年はちょうど新年がすぎ、ほとんどの学習者のカードが切れて、次々お金が入っていないことを私に連絡してきて、慌てて彼らの分を買いました。

 ある日、明慧ネットに入ろうとしたとき、突然ある学習者のカードがすでに切れており、私は何年も買っていませんでした。この不正が原因で、マウスをクリックすると、ネットにリンクできず、何度クリックしても接続間違いだと言われました。私のこのカードは常に速度が速く、すぐに接続できて、ここ数年間で邪悪がどんなに封じても、知恵を持っているかのようでした。その時、私の頭の中でネットに入ろうとするとき、常に最速で接続でき、ほかに何の雑念もありませんでした。

 それは2008年の事でした。私が使用しているコンピュータは中古で、私の前に学習者がすでに何年も使い、比較的速度はおそいのです。私はネットに入ってたくさんのことをやらなければなりませんので、速度が遅いと時間がかかります。近くにできたばかりの資料拠点のある年配年の学習者の新しいコンピュータと交換するようにある学習者に提案されました。その学習者は資料を作るだけでネットに入らないため、古いコンピュータで十分なのです。ある日、私はその学習者に事情を話すと、その学習者は快く承諾してくれました。こうして、コンピュータと接続カードともに交換し、この接続カードを2008年から今年まで、4年近く使いましたが、私のこの不正な一念でそれを駄目にしてしまい、とても惜しいです。修煉はとても厳しいもので、常に正念を保たなければなりません。

 思い返せば、当時の私は歓喜心と顕示心から、邪悪にすきを突かれたのです。

 三、機械を修理する前に、まず心を修める

 数日前にある学習者のプリンターが壊れ、私をよく知っている学習者に私にそのことを伝えさせました。つまり、彼女が言いたいのは、彼女のプリンターは私では直すことができず、私が知っているもっと技術に精通している学習者に教えてほしいのです。しかし、その学習者には常人の仕事も大法の仕事もあるため、とても忙しいのです。数年前忙しい彼を見て、私は彼が機械を修理するとき真剣に見て、学んで覚え、今では、プリンターに何か問題があるときは修理できるようになり、その学習者の仕事を減らしました。私は一度見に行って私が修理できるなら、その学習者の手を煩わせないようにしたいと思いました。

 その日、その学習者の家を訪ねると、私を見たその学習者は、「あなたでしたか! 技術の学習者なのかと思っていました」と言われ、「その学習者はとても忙しく、我々で解決できるなら、彼を煩わせたくありません」と、答えました。その時私の内心は気分よくありませんでしたが、表には出しませんでした。するとその学習者はプリンターを持ってきて、「資料を印刷している最中に、突然電源が切れ、再び入れてもつかず、もしかしたら電源が壊れたのかもしれません」と、彼女は言いました。「電源は普通壊れたりしません、パーツが燃えてしまう可能性が高いです」と私は言いました。当時そのようなパーツがないため、入れてもらうよう連絡しなければなりません。「パーツが入ったら替えましょう」と言って、私は帰りました。このことを技術に精通している学習者に告げると、彼もパーツを替えるよう私に提案しました。

 何日か経ち、パーツが来て、私は修理をしに彼女に家に行き、パーツを替えると、プリンターに電源が入りましたが、ランプがちかちかしだしました。これはプリンターの場合、最も大きな難問であり、パーツとインクを出す部分を同時に替えなければなりません。パーツを替え、万が一のために、インクの部分も替えなければなりません。私はこの状況を学習者に伝えると、その学習者は悲しいのが見てわかります。なぜなら、替えたパーツは280元、インクは380元もするし、私を信じていないこともわかりました。私はすぐに家から新しいパーツとインクの部品を持ってきて替えましたが、依然としてランプがちかちかしています。今までにない問題でした。普通は替えれば直るのに、今回はどうしたのでしょう? 私の方で何か問題があったのではないのでしょうか。

 法の中で師父は私たちに「修煉者にとって内に向けて探すことは最も有効な方法です。(『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』)と説かれました。私は常に、機械が壊れたらまず自分たちの内を探し、それから機械を修理するようにと学習者たちに言います。しかし、自分はできないのでしょうか? 家に帰るなり私は真剣に師父の最近の説法を読み、自分の内を探しました。学習者が私を信用しないのは、私が良い言葉しか聞きたくないからなのではないでしょうか、私に面子を重んじる心があります。学習者が私を見下すのは、自分にもこのような人心があるからではないでしょうか。学習者は自分の鏡で、自分の人心を映し出します。認識したらすぐに無くすべきなので、私は直ちにこれらの悪い人心を無くすよう、そして、プリンターが正常に働くのを妨げる邪悪を削除するよう発正念をしました。邪悪が私のまだ無くしていない人心を利用して学習者の衆生を救うための宝器を妨げてはなりません。

 後に私は技術に詳しい学習者に聞きましたが、彼もまたおかしいと言いました。このような場合は同時に替えれば直るはずなのです。私は、「おかしくはありません、自分の執着心が機械を妨げてしまったのです」と、言いました。その後私は再び学習者の家に行き、機械をもう一度検査すると、インクとつながっている3本のコードのうちの1本が切れており、インクを装着する本体を替えたら直りました。

 我々に残された時間は多くはありません。これからの修煉の中で、私は教訓を生かし、足りない所を補い、学法をしっかりし、自分の特徴を発揮し、全体をまとめ、隔たりを無くし、ともに三つの事をきちんとやりたいと思います。

 (完)

 (明慧ネット第九回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/11/264906.html)
 
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