私はこれらのものには非常に良くない要素があるのを知り、家に置けば私の精進を妨害し、師父や大法に対する家族の正しい認識の形成をも妨害するので、床の 掃除を終えたらすぐに片付けようと思いました。そう思うや否や、私は酷い眩暈に見舞われ、一切の気力を失い、立ち上がれず、母を呼ぼうとしても声が出てき ません。私は汗だくになって、壁に身をもたせて、心の中では「師父、助けて下さい!」と思うしかありませんでした。
この時、母は気力を失った私に気づき、急いで私を横に寝かせ、何があったかを知らずに、ただ、「師父、早く私の娘を助けて下さい! どうか私の娘を助けて 下さい!」とお願いして数分後、話せるようになった私は本棚を指差して、「ポーカーを見つけて捨てて下さい!」と言いました。母はそこから6ケースのポーカーを見つけ、捨てようと思ったときに思いました。これはまだ封も切っていない新品ですので、他人に拾われたら良くないので、手で破ってから捨てました。 その時、私たちは気づきました。そのポーカーの背後にある共産邪党の要素が作用し、私に害を与えることによって自分が捨てられることから免れようとしてい たのです。しかし私は師父のお話に従い、師父と大法のみを信じ、その他の一切の霊体や物質、要素から強いられるのを認めないと思いました。結局、物を捨て て、私も無事になり、まるで何も発生しなかったように、師父は再び私を救ってくださいました。私は邪党文化の要素をきれいに排除することの重要性を再認識 しました。
二、私は大都市で結婚し、子供を身籠ってから大都市での頻繁な検診が嫌で、実家に戻って出産しようと思いました。妊娠4カ月目に私は実家に帰りました。当 時、母と母の両親が同居していました。祖母は若い時からひどい精神病を患い、ここ数年良くなったと聞きましたが、私が戻ったとき、彼女の病気は再発したこ とを知りました。彼女は毎日母と私に罵声を浴びせました。彼女は、母が既に家で彼女のお金で生活している上、今度は孫の面倒を見ないといけないのかと言い ます。(実際、祖母は家庭の主婦で、一切の収入がありません。母は毎月の退職金で家庭の生計をやりくりしていて、私は自分のお金で自分の衣食住を賄ってい ます。しかも、食べ物を買いに行く度に、私は祖母の分も考え、余分に一人前を足して買っています)。しかし、私たちが家に居る限り、祖母は絶えず罵声をあ げ、時には夜中に起きて大声で私たちを罵ります。
最初の数日間、私はあまり気にしませんでした。師父は仰いました。「しかし、往々にしてトラブルが発生するとき、それが人の奥深いところを刺すような激しいものでないと効果が上がらず、向上につながりません」[1] 時間が経つにつれて、私は段々耐えられなくなりました。同修達が遊びに来ても祖母の罵声に耐えきれずに帰ってしまい、再び同修に会うとき、母と一緒に家 を出てはどうかと言われ、妊娠中に、夜に休みを取れず、気持ちが良くなければ子供の成長にも悪影響を及ぼし、罵声を浴びせられるのは胎教にも良くないので はないかと言われました。同修達は私たちの事を心配し、情があるゆえにこのような話をしたと私は思いました。
母と相談してみると、母が言うには、出ていくのは簡単ですが、しかし常人が見ればどう思うでしょう? 生まれる子供のために年寄りを1人で家に残し、常人 の親孝行の視点から見ても良くないでしょう。大法は私たちに常人の中での良い人になるよう要求されていて、師父は私たちに最大限に常人の状態に符合しなが ら修煉するよう教えられています。最も重要なのは、私たちは大法弟子で、トラブルに遭ったら避けて通ってはいけません。師父は仰いました。「修煉者とし て、常人の中で遭遇した一切の苦悩は、みな関を乗り越えることであり、遭遇した一切の褒めたたえは、みな試練なのです」[3] これは私たちの心性を高め るチャンスであり、無理な叱責より、彼女に寛容を持って接し、怨まず、この生命に責任を持ち、これ以上大法弟子に対し罪を犯さないようにすべきです。もし 私たちの心性が高まれば、彼女も罵らなくなるでしょう。私は母の意見が法理に沿っていると思い、引っ越しなどをせず、彼女と一緒にこの家の環境の中で修め ていくことを決めました。
母は同修と「真相伝えのプロジェクト」を立ち上げ、私も加わり、昼間はほとんど家に居なくなりました。夜帰宅すると、祖母はまた罵声を上げ、私は次の経文 を暗唱することにしました。「視ても見ざれば、迷わず惑わず、聴いても聞かざれば、其の心乱れ難し」[4] 私は自分に寛容であるよう、そして内に向けて 探すよう言い聞かせ、ここ数年、私は殆ど家にいなく、何故今は毎日罵られるのですか? 私は何の心を修めるべきですか? 私は小さいころから良い学生とし て知られ、家でも従順な子で、聞いてきたのは称賛の言葉ばかりでした。恐らく私は面子を重んじる心や、耳に痛い言葉を聞きたくない心があるから、これらの 心を否定し、取り除くと同時に、私は祖母の背後にある一切の邪悪の要素を排除するよう発正念しました。
ある日、祖母はまた罵声を上げ、私は彼女を正視し、その時目にしたのは汚くて、毛が抜けて、片方の目が見えなくなっている一匹の狐でした。私はびっくりし て、じっくり見てみようと思ったとき、狐が消えて、そこにいるのはやはり祖母でした。当時彼女も片方の目を瞑っていました。私は祖母が狐につかれたのを知り、発正念を強めました。その後、他空間の邪悪の操りがなくなり、祖母も以前の正常時の状態に戻りました。(そもそも祖母は大法の良さを知っていました)
しばらくして私は順調に出産しました。娘は非常に聡明で健康で、1歳半のときから自分でMP3を操作し、師父の説法を聞き始め、胎教の良くない影響など何一つ受けず、祖母は私以上に彼女を可愛がっています。
三、私は妊娠7カ月のとき、ある日、母と一緒に学法をする途中、突然目の前が真っ暗になって、気力を失い、本も持てずに動悸が激しく、体はまったく自分の 意のままにはなりませんでした。しかし意識だけははっきりしていて、私は真っ先に師父の説法を思い出しました。「どんなに辛くても、ぜひ頑張って受講に来 てください。この会場に入ればすべての症状が消え、何の危険もありません」[1] 私は今学法をしていて、この場が非常に良いはずで、どんな良くない状態 があっても私は認めません。私と胎児は師父のお話を聞き、全てを師父に委ね、どんな状況も私の師父と法を信じる心を揺るがせないと思いました。
私は続けて母が読む法を聞き、邪悪の妨害を否定し、師父に加持を願い、最後まで何の危険もなく学法を終えました。
数年来、私が経験した奇跡や心を修めること、師父に悟らせられたことはまだ多くあります。私の精進如何に関わらず、どんな状況があっても、どんな妨害も私の師父と大法を信じる心を揺るがすことは出来ませんでした。
不適切な部分があれば同修の慈悲なるご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2] 李洪志師父の経文:『二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法』
[3] 李洪志師父の経文:『精進要旨』「修める者はおのずとその中にいる」
[4] 李洪志師父の詩:『洪吟』「道中」