吉林市の法輪功修煉者が迫害死 薬物注射の疑い 
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 【明慧日本2014年3月7日】吉林市の王海田さんは昨年12月5日に洗脳班から解放されたが、ひどくやせて、顔色は黄色くなっていた。その後、腹部が腫れて呼吸困難に陥り、食べ物が喉を通らなくなった。しばらくすると、横たわることができず、座ることしかできなくなった。最後に、王さんは跪く姿勢しかできなかった。先月2日(旧正月3日目)、王さんは亡くなった。享年45歳。

王海田

王海田さん 

 王さんは亡くなって3日後、口は黒く紫色になり、顔全体は黒く青色だった。王さんの家族は、薬物を注射されたのではないかと疑っているという。

酷刑演示:塑料袋套头

拷問の実演:ビニール袋で頭を覆い被せられる  

 王さんは昨年10月18日、吉林市北極街の自宅前で、吉林市公安局・致和派出所の警官に沙河子洗脳班へ連行された。10月23日夜7時過ぎ、吉林市国保(国家安全保衛)大隊と刑事警察大隊の警官に両手を背に回して手錠をはめられ、足かせを付けられ、頭をビニール袋で覆い被られた。さらに、燃やしているタバコを鼻に付けられ、唐辛子の汁を注がれ、からしのオイルを付けられ、「角膜を取るぞ」と恐された。警官はまた、「清の時代の8種類の刑罰は全て軽いものだ。今のもっとひどい刑罰が何か知っているか? 表には傷跡が見えなくても、内臓を駄目にさせる。自白しなければ、電流をお前の生殖器に繋いで、廃人にさせるぞ。病院でさえ検査で分かりはしない」と脅した。

酷刑演示:将两根烟同时点着插入法轮功学员的鼻孔,把嘴捂住。熏呛、窒息,极为痛苦

拷問の実演:2本のタバコを同時に鼻に挿し込まれ、口を覆われる 

 王さんは生前、次のように話していた。「10月18日午前8時過ぎ、私が出かけようとした時、2台のナンバー・プレートのない車がこちら側に向かってきました。数人が車から降りて『吉林市公安局』と言って、証明書を提示せずに無理に私に手錠をかけ、車に運び込んだのち、私の頭に黒いビニール袋をかぶせて私を致和派出所に送りました。彼らは私に両手を背後に回して手錠をはめ、無理やり私を鉄の椅子に座らせました。その時、外から入って来た警官が『本はどこから来た? (真相の)文言を記した紙幣はどこから来た? テレビ受信機を付けたのは誰の家だ?』と問い詰めた後、私を悪名高い沙河子洗脳班に移送し、数人交替で私を迫害しました」 

 また王さんは、「10月23日夜7時過ぎ、私は車に運び込まれた後、どれぐらい走ったか分かりません。そして2人に支えられて3階の尋問室に行きました。その時、白衣を着てマスクをつけた2人が入ってきて、手に注射器を持って、そばの警官は『ひどい刑罰が何か知っているか? 表には傷跡が見えなくても、内臓を駄目にさせる。自白しなければ、電流をお前の生殖器に繋いで、廃人にさせるぞ。病院でさえ検査で分かりはしない』と私を脅かしました」と話した。 

 2013年10月25日、王さんは吉林市留置場まで連行され労役を強いられた。毎日午前6時から午後6時まで、金属のスズを黄色の紙の上に擦り付けた。スズは毒があり、長時間の作業で体が疲れ果てていたが、昼に茶碗1杯の粥しか与え荒れない。11月22日、王さんは沙河子洗脳班に拘禁され、毎日強行して洗脳ビデオを見せられ、法輪功創始者を誹謗中傷するよう強いられ、「三書」を書くように強制された。書かなければ重刑を下すと恐された。 

 昨年12月5日、王さんは洗脳班から帰宅した後、体の状況はますます悪化し、今年2月2日午後に亡くなった。家族によると、王さんは唐辛子の汁を注射された時、唐辛子の感覚はなかったため、他の薬物の可能性もあるという。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/19/287865.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/2/20/145525.html)
 
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