【明慧日本2014年2月27日】江蘇省楊州市の法輪功修煉者・林慶栄さん(50歳前後)は北京市で農民工として仕事している。しかし、林さんは先月28日の正月前、北京の警官に連行され、伝統的な祝日に妻と息子に会えず、離れ離れになった。
林さんは江蘇省揚州市の宝応県夏集郷の出身で、妻の李国花さんとともに法輪功を学んでいる。しかし、中国共産党が法輪功への弾圧を開始して以来、残酷な迫害を受けてきた林さん夫婦は法輪功を学び続けている。先月28日、林さんは北京市昌平県羊各庄小区で民衆に法輪功が迫害されている真相を伝えた際、連行され、昌平県留置場に拘禁された。 裁判官は家族に「37日後、林慶栄に対して判決を下すかどうかを決着する」と言った。
2001年2月のある日、林さん夫婦は四川省攀枝花にある市場で法輪功のチラシを配っていたとき、警官に連行され、揚州市にある五台山精神病院に拘禁された。精神病院で夫婦は、ベッドに縛られ、神経に損傷をきたす薬物を強行に注射されるなどの残忍な迫害を受けた。精神病院の医者は李さんに「あなたが病気を患っていないことをよく知っている。注射をするのは、公安局の警官に命令されたからだ」と話した。林さん夫婦が拘禁されたので、家にいる子供と親の世話をする人がいなくなっ た。
2004年9月9日、林さんは江蘇省にある興化洗脳班に拘禁され、10月20日に李さんもこの洗脳班に入れられた。洗脳班で修煉者たちはそれぞれに小さい部屋に拘禁され、毎日6~7人に囲まれ、いわゆる「転向」をするよう説得された。
2006年3月、李さんは実家に帰るとき、派出所の警官に連行され、4カ月間拘禁された。
2007年1月27日、宝応県公安局の警官7~8人が林さんの家にやってきて、ドアをこじ開け、不法に侵入した。警官は睡眠中の李さんを起こして連行した。李さんは知らない部屋に連れられ、手足かせをつけられ、丸18日間立たされた。その間、警官は李さんを殴ったり、蹴ったりして、李さんの片腕が肩から背中に回し、もう片腕が腰から背中に回し、両腕に手錠をかけた。2月6日、李さんは留置場に送られた。留置場で李さんは警官にひどく殴打された。