北京市:法輪功修煉者の夫婦に不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年2月25日】北京市平谷区の警官3人が昨年10月29日昼12時半、現地の国保(国家安全保衛)大隊の警官数人と共に、平谷中学の近くで王自成さん・張愛萍さん夫婦を強制連行した。王さんは迫害され下肢が半身不随になって失禁した。家族は釈放を求めている。

 王さん・張さん夫婦は「真・善・忍」に基づいて法輪大法を学び続けているとして、かつて何度も迫害を受けた。王さんは2003年~2013年の8年間不当に拘禁され、2年余り歩くことができなかった。張さんは2003年に資料を配ったため、懲役4年の不当判決を下されて北京女子刑務所に拘禁され、苦しみを嘗め尽くして、2007年に出所した。 

 夫婦は昨年12月3日に北京市第1留置場に移送された。家族は何回も留置場と国保大隊へ行き、解放を求めたが、留置場は「王自成の尿失禁は装ったものだ」と言った。家族は彼らに責任を負うことを警告した。 

 連行の主要な責任者、国保大隊の副隊長・張大明は、家族に会う勇気がなく、電話の中で責任を逃れようとしていたが、別の課の警官は皆、「彼らは理に合わない」と言っている。 

 12月16日、正義の弁護士は張さんに会った。張さんは不当に2度尋問され、2時間の夜勤当番を強制されたという。 

 警官は家族に知らせず、失禁して半身不随の王さんを北京公安病院に送り、家族との面会や身の回り品の差し入れも禁止した。12月17日に弁護士は留置場へ行って面会を求めたが、「1週間前から予約が必要だ」という返事だった。 

 12月24日午前に弁護士は王さんに会うことができた。王さんは今、壁を支えにして移動することができ、毎日注射を受けているが、効果がなく、両手がだんだん麻痺していることに気付いたという(公安病院は不明薬物を点滴したり飲ませたりしているが、常に血液を検査しているという)。 

 12月24日午前、家族は国保大隊の張大明を訪ねたが、張は応じなかった。家族はまた平谷地区の陳情部門に行き、主任と名乗る人が応対に出たが、法輪功修煉者の家族と知った途端、憎々しげな表情で名前・電話・住所などを問い詰めて、家族を脅そうとした。 

 陳情部門の主任は、もともと民衆のために業務を行うはずが、地元の民衆を脅した。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/1/2/285082.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/1/23/144556.html)
 
関連文章