明慧法会|四世代同居の主婦 村々の衆生を救う
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文/遼寧省の大法弟子(本人起草・同修整理)

 【明慧日本2014年4月13日】私は1998年8月に法輪功を学びはじめた大法弟子で、今年65歳になります。大法によって、私の人生は変わりました。以前の私は病に侵され、性格も荒っぽく、まともな生活を送っていませんでしたが、今では、以前より健康になり、大法弟子として充実した毎日を過ごしています。これから私は師父に自分の修煉体験を報告したいと思います。

 私は小さいころ、家が貧しかったので、小学2年生で学校をやめ、家の手伝いをしました。法を勉強し始めたころは『轉法輪』を読むことはできませんでしたが、幸運にも煉功所を見つけ、3カ月勉強し、『轉法輪』に書いてある字を覚えました。それはちょうど、江沢民が法輪功を迫害し始めたころのことでした。

 私の家は4世代で一緒に暮らしていました。この家には私の姑も孫もいます。私は姑でありながら嫁でもあり、祖母でありながら外祖母でもあります。私は朝から晩まで、この大家族の家事でとても忙しく、朝は5時前から食事の支度をし、昼は家族の事で頭が回らず、夜は姑が電気代の無駄を許さず、すぐに寝なければなりません。彼女の意にそむけば、すぐに地団駄を踏んだり、罵ったりしはじめます。最初の頃は身を入れて学法したり煉功することはできず、家から一歩も出られませんでした。

 少し落ち着いた頃、私は子供たちが寝てから、隣の部屋の姑に気づかれないように、懐中電灯の明かりで法を読み、深夜2時半頃に起きて煉功しました。さぼると昼間は忙しいので、とりかえす時間は全くありません。この夜中の煉功は、もう10年近く続けています。

 2002年、私は、元の同僚に会い、彼女も学法していることを知りました。彼女は「『明慧週刊』を読めますか?」とか、「真相資料を持っていますか?」と私に尋ね、私が「持っていません」と答えると、彼女は「では今度、真相資料を持ってきますね」と約束してくれました。その後、彼女と少しばかり交流し、その時に大法弟子は三つのことをしなければならないことや、外に出て、法輪功の真相資料を配り、衆生を救わなければならないことを知りました。

 私たちはそれからずっと連絡を取り合っています。最初は彼女が私に『明慧週刊』や真相資料等を届けに来てくれました。その頃の私は『明慧週刊』を一冊読むのも大変でしたが、孫娘に読んでもらい、その中で学法をする重要さを知りました。そのうちに『轉法輪』を流暢に読めるようになり、真相資料も読めるようになりました。しばらくすると、私は自分で真相資料を彼女のところへ取りに行くようになりました。

 真相資料を配る余裕も少しできた頃、私は真相を伝えて衆生を救うにはどうすればよいかを考えました。そして私は買い物に出るときに、今日は味の素、明日はお醤油と、日常の生活用品を一点ずつ買う事にしました。そこで良い場所をみつけては、あらかじめ用意しておいたシールを貼ったり、資料を投函したりしました。

 また妹が隣町に住んでおり、そこはあまり真相が伝えられていない地域だったので、私は汽車で妹に会いに行く時に、真相資料をまわりの家々に投函しました。そのとき投函した家は覚えておいて、次に行くときには他の家をまわりました。夕食に間に合うようにいつも日帰りですが、何年か経ってみると、妹の町と周辺の村まで何度も投函してきました。

 時には夜も真相を伝えに出かけました。ある時、電柱に真相シールを貼っていたとき、後ろから誰かが「何しているんだ?」と叫んできました。私は振り向いて大声で、「私は法を正しています! 法輪大法は素晴らしい!」と答えました。その人は気圧されたのか、「素晴らしい、素晴らしい」と言いながら、そのまま去っていきました。後でこのことを同修に話すと、私の念が正しかったから無事だったのだと言いました。師父はこうおっしゃっています。「ですから、一人の修煉者にとって、自らを堅め、如何なることがあっても動揺しないという確固たる正念があれば、これこそ素晴らしいのです。金剛のように、 磐石のごとく確固としていれば、誰もあなたを揺るがすことができません。邪悪はあなたを見て恐れてしまいます。もし困難の前で、念が非常に正しければ、邪悪の迫害や妨害を前にするとき、あなたが言った、正念の強い一言は邪悪を直ちに解体することができ、(拍手) 邪悪に利用された人がすぐに逃げてしまい、 邪悪のあなたに対する迫害はすぐ消え、邪悪のあなたに対する妨害を即刻になくすことができます」[1]

 またある土曜日の午後、私は孫たちを連れ、真相DVDや冊子等の資料を持って、市場へ行きました。市場の東端から西端まで隅々歩き回り、適当な場所を見つけては、真相資料を置いていると、誰かに尾行されているような気配を感じました。私は知らないふりでいましたが、ずっと誰かがついてきていました。この市場を出ようとするとき、2枚だけ残ったDVDをみて、孫が「おばあちゃん、この2枚を頂戴」と言い、DVDをシャツの中に隠してズボンの中に入れました。そして私の手を引いて、角を曲がって家に帰りました。

 3年前に、姑が亡くなりました。子供たちも大きくなり、私も自分の部屋をもらえ、前より行きたい場所に行けるようになりました。ずっと私は主に真相資料の配布をしてきましたが、他にも真相の手紙の郵送の手伝いをしていました。私は、もう8年以上、同修が整理した手紙を毎週、十数部ずつ送っています。

 姑の家の嫁はずっと病に侵され、彼女に「法輪大法は素晴らしい」と唱えると良いことがあると教えましたが、ずっと聞く耳を持ちませんでした。しかし去年、瀋陽の病院の検査で、子宮がんが発見されました。彼女はショックを受け、家に帰ると私に子宮がんの事を話しました。私は彼女に、「私も以前は肌が黒ずんで痩せていて、あちこち悪いところばかりでしたが、ずっとこの大家族の家事をしてきました。大法を学ばなければ、今頃すでに死んでいたかもしれません。私があなたにいつも言っていることは全部あなたのためにいいことばかりです。今こそ入った党、団、隊を本心から抜け出し、心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と唱えれば、きっとあなたに良いことがあります!」と言いました。そして彼女に真相資料を見せると、彼女は脱党に同意しました。

 去年の3月、瀋陽の病院で子宮がんの手術を終えて退院した後、彼女は1週間ほど私の家に滞在しました。私は彼女が帰る時に、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を何度も唱えるようにと教え、2012年の神韻のDVDを渡し、家族にも、親戚にもご近所にも見せるように言いました。今年の2月に彼女に会いに行くと、すっかり元気になっていました。彼女は今ではとても喜んで真相資料を読み、両親や兄夫婦、その子供も皆脱退していました。私は2013年の神韻のDVDを彼女に1セットと彼女の親戚にもう1セットあげました。

 またある日、私は汽車に乗って田舎に帰る時、私は自分と同い年くらいの女性と同席になり、彼女と少しばかり法輪功のことを話しました。彼女は「法輪功は今、禁止されているのではないですか?」と言いました。私は「今のテレビ報道は信じられません。法輪功はすでに世界100以上の国に広まり、中国だけが禁止しています。これはよい事でしょうか?」と答えました。また、政治運動について、「中国共産党は欺瞞や煽動などに満ち、暴力的な手段をもって人を殺したり弾圧したりしています。共産党は悪霊です。中共から脱退して自らの命を守るという話を聞いたことはありませんか?」と彼女に言いました。すると最後に彼女は、「私は党員で、村の主任でもあります。今日あなたに出会ってはじめてこのような話を聞きました。私はあなたの話を聞いて脱退することに決めます。共産党の悪霊のために命を落としてはいけません」と言いました。

 2012年に孫が軍に入ることになり、孫の友人が6人会いに来ました。私はたくさんの料理をごちそうし、彼らに「蔵字石」[2]の内容が書かれた真相資料を見せ、神韻のDVDも見せました。孫も協力してくれて、彼の友達、2人の団員と4人の隊員、6人全員が脱退しました。

 以上で師父への報告を終わりにしたいと思います。最後の最後に残された大切な時間の中で、私はきちんと学法し、執着心をなくし、三つのことをしっかり行い、師父とともに自分の故郷に帰りたいと思います。慈悲で偉大なる師父のご加護に感謝いたします!

 (明慧ネット第十回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 注:

 [1]李洪志師父の経文『各地での説法七・米国西部国際法会での説法』

 [2]中国貴州省で発見された「中国共産党亡」の文字が浮き上がっている石。約2億7千万年前の時代のものと言われる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/12/281172.html)
 
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