江蘇省:75歳の法輪功修煉者が迫害死
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 【明慧日本2014年4月21日】江蘇省塩城市の法輪功修煉者・銭鳳成さん(75)は数回にわたって強制連行され、2回不当判決を受けた。銭さんは今年2月3日に他界した。

 銭さんは法輪功を修煉しているとの理由で1999年7.20以降、5、6回洗脳班に拘禁された。関係者は銭さんを転向させるため、半月にわたって寝かせないなど、14日間拷問を加えた。そのうち、銭さんは両手を後ろまたは前に縛る姿勢をそれぞれ5日間強いられ、また9日間手枷をかけられた。

酷刑演示:背铐
 拷問の実演:後ろ手に手枷を掛けられる

 2003年2月、銭さんは地元法院(裁判所)で懲役4年の不当判決を宣告され、洪澤湖刑務所に拘禁された。2006年6月4日に解放された。

 2009年8月、警官らは何度も銭さんの自宅を訪れ、嫌がらせをした。その結果、銭さんは放浪生活に余儀なくされた。

 2010年4月21日、銭さんは地元公安局国保(国家安全保衛)大隊の関係者に連行され、塩都警官育成センターで拷問を受けた。9日間イスに縛られ、睡眠・食事を禁じられ、殴打、虐待された。その後、塩城市留置場に拘禁された。その結果、銭さんは重体に陥り、病院で緊急措置を受け、6月24日に解放された。

双手反背铐在椅子上
 両手をイスの後ろで縛られる

 2010年10月26日、銭さんの裁判が不当に開廷された。法廷内では銭さんの発言が禁止されたうえ、弁護士の弁護も制限された。また、銭さん側の証人による証言も妨害され、無罪を立証できなかった。

 2011年2月17日、法院は傍聴者なし、弁護士なし、法廷での審理なしの状況下で、判決を言い渡した。銭さんは再び洪澤湖刑務所に拘禁された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/19/290213.html)
 
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