湖南省の男性 不当に重刑判決受ける
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 【明慧日本2014年5月7日】湖南省郴州(ちんしゅう)市の法輪功修煉者・廖志軍さん(42)は昨年4月18日午後に退社したところ、見張っていた警官に不当に連行された。

 同市蘇仙区裁判所は、昨年7月5日と今年1月8日の2回、廖さんに対する不正裁判を開廷し、「社会に危害のある内容をスプレーペンキで壁に書いた」との罪名を捏造し、懲役4年の不当判決を宣告した。現在、廖さんは攸(ゆう)県網嶺刑務所に拘禁されている。

 かつて、廖さんの無罪を弁護した正義ある弁護士は、「一審において被告人が『真・善・忍』の教えに従って法律を守り、道徳を向上させ良い人を目指したにもかかわらず、被告人は中共(中国共産党)当局に陥れられて不当判決を宣告された」と指摘し、「また二審において、被告人が社会に危害のある内容をスプレーペンキで壁に書いたという証拠もなく、たとえ危害のある内容を本人が書き込んだとしても重刑判決を受けるまでもない」と非難したという。

 廖さんは、中共の法輪功弾圧政策の下、1999年から数回にわたって不当連行・恐喝・拷問・軟禁・労働教養処分・不当判決など一連の迫害を受け、7年間近く拘禁された。

 廖さんの父親・廖松林さん(修煉者)は、不当連行・洗脳・拘禁・不当判決など多数の迫害を加えられ、これまで約8年間、拘禁された。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/5/291009.html)
 
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