【明慧日本2014年5月25日】新疆ウイグル自治区の昌吉師範学院の教師である、法輪功修煉者・キョウ暁娟さん(51歳女性)に対する不正裁判が先月29日に開廷された。判決は、後日改めて宣告されることになった。今回の裁判は非公開で、傍聴者を制限された。そのため、キョウさんの夫や妹も裁判を傍聴できなかった。
キョウさんは、かつてひどいバセドウ病を患っていたが、1998年に輪功を学び始めてから完治した。またキョウさんは、「真・善・忍」の基本理念に従い、自らを厳しく律しており、家庭や職場でも評判がよかった。しかし、1999年7.20以降、キョウさんは教師の職を追われ、家財も没収されて洗脳班に不当に拘禁された。
一、再び連行される
昨年4月11日、キョウさんは地元610弁公室に指示された三工郷派出所の警官に学校から連行され、地元の留置場に拘禁された。情報によると、キョウさんはこの時すでに当市の公安部門に1年間監視されており、キョウさんの職場や学生寮にも多くの防犯カメラが設置されていたという。
同年7月16日、キョウさんを誹謗中傷する資料が地元検察院に提出された。8月31日、起訴状は市検察院から裁判所に送られたが、証拠不足のため却下された。
二、昌吉市裁判所の演技
先月29日午前10時40分、市裁判所はキョウさんに対する不正裁判を開廷した。キョウさんの弁護士は、法的根拠に基づいて無罪を弁護した。しかし裁判長は、裁判の最中に弁護士の弁論を何度も妨害した。判決は先送りとなり、後日改めて宣告されることになった。
そのほか、市公安局は昨年、多くの法輪功修煉者を不当に連行し、現在、少なくとも2人以上の修煉者を拘禁しているという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)