複数の地区で警官が法輪功修煉者に血液検査を強要
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 【明慧日本2014年7月14日】中国本土の多くの地区で最近、公安局・派出所の警官が法輪功修煉者の家に押し入って血液検査を強制する事件が発生している。警官は法輪功修煉者がいなければ家族に血液検査を強制し、80代の修煉者も強制的に採血されたという。明慧ネットが掲載した情報によると、貴州と遼寧の 地域で多数発生し、警官は上からの命令だと公言している。

 瀋陽市の派出所警官が法輪功修煉者の息子に血液検査を強制

 瀋陽市康平県勝利派出所の警官は先日、管轄区域内の法輪功修煉者に血液検査を強制しようとしたところ、検査できなかったため、法輪功修煉者の息子を親の代わりに連行した。

 今年の6月初め、勝利派出所の警官は法輪功修煉者・斉淑萍さんの家に電話をかけて、斉さんに派出所で血液検査をするよう求めた。 

 6月11、12日夜9時過ぎ、警官は齊さんの家に進入し、さんの指紋と血液を採ろうとしたが、さんが不在のため、警官は家族に「本人が見つからなければ、家族を追い出してドアを封じてやる」と恐した。

 6月13日晩9時過ぎ、5回目に家に来た警官は、親の代わりに採血と指紋を取るため、さんの息子を連行し、「人に言うな」と脅かした。

 瀋陽市の派出所警官が法輪功修煉者・ジン永安さんに血液検査を強制

 今年6月、康平県開発区派出所の警官と自称する人が、瀋陽市刑務所に行き、不当に拘禁されている法輪功修煉者・ジン永安さんに拇印と血液検査を強要し、ジン永安さんはそれを拒否した。

 瀋陽市熱鬧路派出所の警官が法輪功修煉者の自宅で血液検査を強要

 6月21日昼ごろ、同市沈河区熱鬧路派出所の警官は、年配の法輪功修煉者の自宅に行き、法輪功修煉者に派出所へ行って拇印と血液検査をするよう強制した。修煉者は「これは私に対する迫害です」と非難した。

 本渓市明山区の警官が法輪功修煉者の母親に血液検査を強制

 6月13日午後、遼寧本渓市明山区の警官は突然、余儀なく路頭に迷っている法輪功修煉者・高昱東さんの母親に、明山区分局で血液検査をするよう要求し、目的は「親子鑑定をするためだ」と公言している。

 貴州の安順市虹機械工場・安吉工場・雲馬工場の法輪功修煉者らが強制採血

 5月13日、貴州省の安順市虹機械工場の2人の法輪功修煉者が、警官によって派出所へ連行されて採血された。

 5月末、貴州省の安順市安吉工場の2人の法輪功修煉者が強行して採血された。

 6月8日、5人の身元不明者が貴州省安順市雲馬工場に突然押し入り、法輪功修煉者に対して採血しようとしたところ、修煉者は皆の前で大声で「あなた達は何をするのですか? 私は採血しません!」と言ったため、採血を免れた。

 貴州省の派出所警官が80代の法輪功修煉者に強制採血

 5月末、貴州省遵義市習水県の土城鎮派出所の警官は、80歳を過ぎた法輪功修煉者・趙如さんの自宅に押し入り、強行して採血した。

 北京長陽派出所の警官が法輪功修煉者・ハオ永森さんの家族に血液検査を強要

 5月25日、北京豊台区の法輪功修煉者・ハオ永森さんは房山区で連行され、相前後して留置場・洗脳班で22日間迫害された。ハオさんが連行された翌日、家族は長陽派出所に行ってハオさんの居場所を尋ねたが、家族は血液検査を強制されたが、必死に抵抗してようやく免れた。

 河北廊坊市の警官が法輪功修煉者・任俐さんに強制採血

 河北省廊坊市の法輪功修煉者・任俐さんは5月6日の夜、車中で休憩していたところを警官に連行された。当日、任さんは帰宅したが、車は差し押さえられた。 5月19日、任さんと父は車を取りに行ったが、警官は車を返すどころか、「DNAを検査する」と言って任さんに対して採血を行おうとしたという

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/5/294315.html)
 
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