【明慧日本2014年3月1日】遼寧省瀋陽市の瀋河区国保大隊及び恵工派出所の警官は、法輪功修煉者・劉玉坤さんを連行し、すでに3カ月が経過した。その間、証拠をねつ造し、2回案件を検察院に送り、判決を下すことを企んでいた。しかし、加担した警官らは罪を隠すため本名を言えず、あるい偽名を使っていた。
劉玉坤さん(63歳女性)は瀋河区大南街に在住。新年の際に民衆に卓上カレンダーを配ったため告発され、2013年11月19日に自宅から瀋河区恵工派出所の警官に連行された。
「法輪功の案件は令状を提出しなくてもよい」
瀋河区国保大隊の経験・李偉光、王文勝、恵工派出所の警官・張啓博、符士江らは令状もなく劉玉坤さんの家宅を捜査した。張啓博は法輪功の案件は令状の提出は必要ないと公然と言いふらした。
警官は劉玉坤さんの通帳(預金3万元)を見つけ、劉さんの夫にパスワードを言うよう強要した。夫が知らないと答えると、その後、絶えず嫌がらせをされた。理由もなく2日間拘禁された。これに耐えられず、省に陳情に行くと言った劉さんの夫は、李偉光に「もし陳情に行くならお前も逮捕するぞ!」と恐喝された。
劉玉坤さんは瀋陽市第一留置場に連行されるところだったが、検査で冠状動脈性心臓病、高血圧などが確認されたため入所拒否となった。しかし、警官・符士江は大暴れをして強制的に劉さんを拘禁した。
瀋河区公安支局国保大隊は一回目に劉玉坤さんの案件を検察院に送った後に証拠が足りないため却下された。しかし最近、瀋河区国保及び恵工派出所の警官は証拠をねつ造し再び提出しようと企んでいる。
罪を隠すため名前を変える警官
瀋河区国保副大隊長・李偉光は自分の罪を隠すため自分の本名を言わず、劉さんの夫に自分は張だと言い、自分の罪を大隊長・張廷彦に転嫁した。
張廷彦、李偉光二人はお互いに性格が合わないが、劉玉坤さんの夫を騙す手段については非常に一致した。表面上に劉さんの夫に劉さんを重病のため一時的出所すると保証しながら、裏で警官らに劉玉坤さんの病歴証明を出すなと命じた。最近、劉玉坤さんの夫を国保事務所に入室も拒否した。
劉玉坤さんの夫は体調が悪く、肝炎・糖尿病・心臓病を患っている。3カ月間にわたって妻を救出するため瀋河区の恵工派出所・国保大隊・検察院を駆け回ったため、心身共に苦しめられ、10キロやせた。時には体力を維持するために狭心症治療の漢方薬を飲みながら陳情に行っていた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)