雲南省:法輪功修煉者5人 不当拘禁される
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 【明慧日本2014年1月11日】雲南省曲靖市の麒麟区公安局国保(国家安全保衛)大隊の警官らは、先月12日に李紅梅さん(45歳女性)、蘇淑珍さん(女性)、汪さん(女性)、展及さん(70代女性)、何さん(70代女性)の5人を強制連行した。最近、李さんと汪さんは曲靖市王家山留置場に拘禁され、ほかの修煉者は家に帰された。

 李さんは地元の水電十四局の職員で、数年前に解雇された。1999年に法輪功を修煉し始め、心身ともに恩恵を受けた。昨年11月12日、李さんと蘇さん(50代)、何さん 、展及さん4人は神韻公演のDVD、『共産党についての九つの評論』などの冊子を地元の三宝鎮に運び、迫害の真相を伝えようとした。

  しかし、車から降りたとたん、地元の私服警官に囲まれ、カバンを奪われた。中の警官1人は李さんの名前を呼びながら、李さんに手錠を掛けた。4人の修煉者は北石江派出所に連行された。取り調べられた後、それぞれ家財を没収された。李さんは、法輪功の関連書籍、資料、パソコン、プリンタなどの私物を没収された。その後、曲靖市王家山留置場に連行された。

 翌日の11月13日、李さんの家族は国保大隊に李さんの無罪解放を要求したが、隊長に立件調査するとして拒否された。李さんの父はショックを受け、三日間起きられなかったという。

 同月22日、国保大隊の隊長は李さんの家を訪ね、李さんがすでに10日間食事せず、食べ物を持って面会に行くよう、または李さんがサインしない限り、家族からのお金も貰えないと言った。

 同日、家族は李さんに面会に来た。李さんは自分が食べないわけではなく、食べられなかった。李さんの話によると、李さんと拘禁される同じ職場の修煉者・汪さんも12日に拘禁された。汪さんはパソコン2台、プリンタ、コピー機を没収された。李さんの家族が家に戻ると、李さんは病院に送られ、灌食された。

 12月7日、麒麟区公安局国保大隊の関係者は家族に電話をかけ、李さんの「案件」は検察庁に引き渡したと知らせたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/12/12/283868.html)
 
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