雲南省の元従業員 奴隷労働で呼吸困難
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 【明慧日本2013年10月21日】雲南省の水利局機械会社の元従業員で、法輪功修煉者の譚美瓊さん(69歳女性)は先月9日午前9時半頃、出掛けようとしたとき、家に来た警官に足止めされた。警官らは譚さんの家へ不法侵入し、譚さんの家族に「身分証明書を見せろ」と強要した。その後、警官らは法的書類を何ら提示もせず、譚さんの自宅の家宅捜索を行い、写真を撮ったり、譚さんを恐喝したりして去った。

 同様のことが昨年も発生した。昨年6月5日午前8時過ぎ、水利水電院保衛科の趙敏は、男性4人女性1人を引き連れて譚さんの家にやって来た。趙は譚さんに「彼らは五華公安支局・国保(国家安全保衛)大隊の警官だ」と紹介してすぐに帰って行った。警官の中の1人が捜査令状のようなものを取り出し、譚さんに「お前の家を捜索する」 と言って、すぐに捜索し始めた。譚さんは警官に「私は何の法律を犯したことで、家の捜索が必要なのですか?」と聞くと、警官は「自分が犯した罪を知らないのか?」と怒り出した。譚さんは「私は罪を犯していません。あなたたち警察は、殺人犯、放火犯、麻薬密売犯を逮捕した方がよいのではありませんか」と言うと、警官は「国は法輪功の修煉を許していないのに、お前は修煉し続けているだろう」と言った。譚さんは「法輪功の修煉によって健康になり、道徳も向上しました。国の法律には『法輪功を修煉してはいけない』とは書かれていませんよ」と警官に言った。警官らは譚さんの家の至る所を捜索し、見つかった『轉法輪』『明慧週刊』などの写真を撮って没収したが、捜査令状、没収物品の明細書を置かずに去った。

 譚さんはかつて、法輪功を学んでいるという理由で、実刑判決を受けたことがある。2002年5月14日、華山西路派出所の警官が譚さんの家に来て、「お前に確かめたいことがある、ついて来い」と言って、譚さんを派出所まで不当に連行して勾留した。派出所で譚さんは尋問され、翌日午後2時過ぎ、市第1留置場に拘禁された。11日後、譚さんは市第2留置場に移送されて拘禁され続けた。留置場で譚さんは毎日、トウガラシの選別を強制され、指は傷だらけになった。留置場に拘禁されて3カ月間、迫害された譚さんは自立生活ができなくなり、歩行困難になった。しかし、譚さんは留置場に拘禁されて8カ月の頃、市裁判所に不当に裁判を開廷され、懲役3年の実刑判決を宣告された。

 2003年2月、譚さんは省第2女子刑務所に拘禁された。刑務所で毎日、奴隷のような労働を長時間強要された譚さんは健康状態がいっそう悪化した。ある日、譚さんは息苦しくて呼吸困難に陥った。狭心症の症状が現われた譚さんは、話すこともできなくなった。刑務所の病院に搬送されて応急手当を受け、50分後にやっと話せるようになった。医者は「あと数分遅れると、命がなかった」と言った。しかし、譚さんは刑務所の病院に4日間入院した後、監獄区に戻って、再び重労働を強制されたという。

 2004年9月16日、譚さんは刑務所から帰宅した。帰宅後、病院で検査を受けた譚さんは「腹部に腫瘍がある」と診断された。実は、刑務所の病院でも腫瘍が見つかったが、刑務所側は責任を負うことを恐れて、譚さんに言わなかったのである。譚さんは病院で切除手術を受けたが、なんと腫瘍は2.5キロもあった。2005年初め、譚さんはまた胆石の手術もした。これらの病気は刑務所の迫害によるものである。

 その後、譚さんは法輪功の修煉を続けて、健康を取り戻したという。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/9/23/280162.html)
 
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