同日の同時刻、伊春市金山屯区派出所の警官5~6人が王さんの実家に押し入って家宅捜索を行い、法輪功の関連書籍などを没収した。さらに、王さんの母親を不当に連行した。
王さん一家は、中共(中国共産党)当局が法輪功に対する迫害を開始して14年来、法輪功を学んでいるという理由で、10数回にわたって家宅捜索を受け、監視、金銭や私物の恐喝、身分証明証の没収などに遭った。
2002年1月8日、王さんは26歳のとき、中共当局の迫害により両足を失った。王さんは膝で歩くことしかできず、障害者となった。障害を負ったにもかかわらず、王さんはその後、中共当局の警官に10数回不当に連行され、暴力を振るわれた(王さんが受けた迫害事実http://www.minghui.jp/2009/03/28/mh295922.html参照)。王さんの両親も繰り返し拘禁されるなどの迫害を受けた。
2011年10月26日、伊春区紅昇派出所の警官数人は王さんを連行した後、伊春610弁公室、金山屯公安局、豊溝派出所の警官らが王さんの家へ行き、家宅捜索を行った。警官らは王さんの両親に「法輪功のチラシ、小冊子を出せ!」と恐喝した。そのため、警官らに恐怖を感じた王さんの父親は、突然、会話ができなくなり、体も動かなくなった。その2カ月後、父親は無念な思いを抱いたまま、死亡したという。