遼寧省:元部長が迫害され 母親は告訴する道もなく悲痛
■ 印刷版
 

 【明慧日本2013年11月27日】瀋陽市の東油管理局の財務部門の元部長・李東旭さん(47)は今月11日、勤め先で警官らにより連行された。しかし、2ヵ月前も同じ迫害に遭い、1ヵ月ほど拘禁されていた。

 今回の迫害で明廉派出所で李さんは法輪功が迫害されている真相を伝えたことで、警官の暴行を受けた後、瀋陽留置場へ送り込まれた。

 翌日、李さんの母親は娘の解放を求めて派出所へ行ったところ、痩せこけて憔悴していた娘の様子を目の当たりにして大変心を痛めた。

 李さんの母親は告訴する道もなく、派出所の入口でずっと待たされた。そして、入口で李さんの母親は、娘への処分を決める他部門の所在地を知らされ、そこにたどり着いた。結局、それは警察に騙されただけで、実際、李さんはそのとき、瀋陽留置場で監禁されていた。

 李さんの母親は現在、81歳になった。これまで十数年の間、日々涙ながらに娘の安否を心配し、娘が迫害されていることにショックと精神的圧力を受けてきた。

 1999.7.20に中共の法輪功への迫害が始まった当初、李さんは北京へ行き、政府の関連部門に陳情した。そのことを理由に、龍山労働教養所で拘禁され、解放後、路頭に迷う生活を余儀なくされていた。5年ぶりに家に戻ったが、警官に不当に捕えられ、馬三家労働教養所へ送り込まれ、施設内での拷問により壮絶な迫害を加えられた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/24/283056.html)
 
関連文章