遼寧省:60代の婦人2人が不当連行される
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 【明慧日本2013年11月26日】遼寧省鞍山市海城市の法輪功修煉者・陳淑蘭さん(女性60代)と孟祥芬さん(女性60代)は先月7日午後、王石鎮曹石村で法輪功が迫害されている内容のチラシを配っている時、警官に不当連行され王石派出所に拘禁された。 その後、派出所の副所長・孫は私服警官4人を連れて陳さんの自宅へ行き、何の証明も提示せずに家宅捜索をしながらビデオを撮った。警官らは法輪功創始者の写真など私財を没収し、陳さんの夫・曲英民さんを不当に連行した(曲さんはその日の夜に解放された)。警官らはその後、孟さんの自宅でも家宅捜索を行った。その翌日の朝5時、陳さんと孟さんの2人は鞍山市月明山刑務所に移送され、引き続き拘禁された。

 王石鎮代千和西腰村に在住の陳さんと孟さんは、1999年7.20、中共(中国共産党)が法輪功への弾圧を開始してから、法輪功を学び続けているという理由で、中共当局の迫害を受けてきた。孟さんは2回にわたり労働教養処分を下され、2度も馬三家労働教養所に拘禁された。2回目に拘禁されたとき、孟さんは酷い拷問を受けた結果、脳血栓を引き起こし半身不随になってしまった。陳さんは瀋陽の大北刑務所と馬三家労働教養所に合わせて6年ほど拘禁されていた。

酷刑演示:死人床(呈“大”字型绑在抻床上)
拷問の実演:死人ベッド

 孟さん一家が受けた迫害事実

  2003年3月、孟さんは3年の労働教養処分を下され馬三家労働教養所に収容された。教養所で孟さんは悪質な洗脳を受けながら毎日長時間、奴隷のような労働を科された。夏には猛暑の中で畑の雑草を抜くことに強いられ、秋には果てしなく広い畑に行かされ、長時間とうもろこしなどの収穫を強いられた。

  昨年1月、孟さんは再び労働教養処分1年を下され馬三家労働教養所に収容された。当時、100人ほどの修煉者が教養所に拘禁されており、警官に罵られたり、殴られたりして、長時間の労働を強要された。警官は修煉者たちに法輪功を貶すことを強要し、従わないと、吊るし上げるなどの迫害を加えた。

  孟さんの娘・王静さんも法輪功を学んでいるという理由で拘禁され迫害を受けた。2001年3月4日、王さんは王石派出所の警官に自宅から不当連行され、海城刑務所に5カ月間拘禁された。その後、鞍山市月明山労働教養所に1年間拘禁された。教養所で迫害された王さんは心臓病を患ったという。

  昨年1月31日、王さんは電柱に「法輪大法は素晴らしい」と書いたという理由で警官に不当に連行され、家宅捜索をされて鞍山市女子刑務所に拘禁された。数カ月後、王さんは懲役4年6カ月の実刑判決を宣告され、瀋陽の刑務所に移送された。警官は王さんの家の家宅捜索をしたとき、王さんの母親・孟さんを不当に連行した。孟さんの夫は妻と娘が拘禁されたことに大変ショックを受け、糖尿病、脳血栓の症状が現れ、自立生活ができなくなった。

 陳さん一家が受けた迫害事実

 1999年7.20の直後、陳さんの家族は、陳さんと夫の曲英国さん、息子の曲振さんの3人が刑務所に拘禁され、家には新婚7カ月の嫁が1人残された。嫁は 怖くてショックで一日中泣いていた。その後、陳さん夫婦は瀋陽の大北刑務所に収容され、5年間拘禁された。息子は労働教養処分1年を下され、鞍山市労働教養所に拘禁された。陳さん一家は商売していたが3人とも拘禁されたため、商売を中止せざるを得ず10数万元の経済的損失を受けた。

 夫の曲さんは、以前商売が忙しくて体を壊したが、法輪功を修煉して健康を取り戻した。曲さん本人は自らの体験で、家族は曲さんの病気が治ったのを目の当たりにして法輪功を固く信じ、家族で法輪功の修煉をし続けた。

  2006年4月、陳さんは人に『轉法輪』を1冊贈ったという理由で、中共当局の警官に不当に連行され、馬三家労働教養所に1年間拘禁された。『轉法輪』は すでに36種類の言語に翻訳され公開発行されている。法輪功は世界100以上の国と地区に広まり、約1億人が法輪大法を修煉している。世界は法輪功の教えである『真、善、忍』を必要としている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/18/281429.html)
 
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