公安局課長が得た福報
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文/山東省の大法弟子  

 【明慧日本2014年9月14日】おおよそ2005年のころのある日、私は公安局の課長と一緒に食事をした時、彼がB型肝炎に感染し、退院したばかりで、各種の数値が悪く、再検査が必要だと言われたことを知りました。私は医者として、私が勤めている病院での再検査を勧めました。翌日、私は車で彼を迎えに行き、私の病院で血液検査をして、結果を待つ間、私たちは車の中で雑談しました。

 私は彼に、中国共産党の法輪功に対する迫害の実態、法輪功とは何か、偽りの天安門焼身自殺事件の真相などを伝えました。そこで、彼はこんなことを話し始めました。1999年7.20後、彼はある派出所の所長を務め、大きなダムのそばの村などを管轄していました。雨期に、ダムの水位が高くなれば、定期的に放水しなければなりません。そうすると、その水はどうしても農民の田畑に流れて行きます。誰もがそんな大量の水によって農作物をダメにしたくはなく、皆が泥や石を農地の端に積んで守っています。

 ある日、会議でこの件を討論した時、ある村の幹部が皆に尋ねました。「皆さんはこの法輪功修煉者をどう思われますか? 私の村のある法輪功修煉者は自らシャベルを持って自分の農地の端を掘って、放出された水を全て自分の農地に誘導しています。それに、毎年農民たちからの資金集め、電気代を集金するのが私たち幹部の最も頭を痛めることですが、私の村の法輪功修煉者たちは真っ先に納めてくれます」。これを聞いた幹部たちはあれこれやりとりし、議論して、皆が法輪功修煉者たちは誠実で良い人との結論に至りました。しかし、なぜ中国共産党が法輪功を迫害しているのか理解できません。

 私はこれをチャンスに課長に三退を勧め、彼は同意しました。その後、検査結果が出て、全ての数値が正常値に近く、彼は大変喜んでいました。真相を知り、三退することで、彼はすぐに福報を得ました。

 その後、課長は車管所の所長として栄転しました。ある日、私は車検を受けに行った時、彼は熱心に私を助け、私は持って行った法輪功に関する小冊子やDVDなどの資料を彼に渡し、「これをよく見て下さい。警察のこの職業によって救われるのを妨げられてはいけません」と言いました。彼は資料を受け取って、引き出しに入れながら言いました。「私はほかの人とは違います」

 今年の春、私は彼と、彼の兄弟たちと一緒に食事をし、その兄弟たちもその場で真相を知りました。私は彼らに、「法輪大法好」(法輪大法は素晴らしい)、「真善忍好!」(真善忍は素晴らしい)を常に誠意を持って念ずるようにと伝え、彼はすぐに、皆の前で3回念じました。私が彼に2005年の三退後の生活の状況を尋ねると、彼は「良いですよ。体調も良いですし、最高位の職位にも昇進しました。仕事の業績も上層部に認められています。私たちは一般の人々のために多くの良いことをしてあげたい一心です」と答えました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/12/297609.html)
 
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