【明慧日本2013年9月16日】山西省の法輪功修煉者・段鳳琴さん(70)、李綿珍さん(女性)と娘・黄金香さん、陳彦華さんは共に今年4月6日午後4時頃、、万柏林区彭村で法輪功の資料を配布していたとき、警官に不当に連行された。
先月30日午前9時頃、太原市万柏林区裁判所は、法輪功修煉者・段さん、李さんに対して不正裁判を開き、不当判決を企てた。
裁判当日、段さん親子は出廷した際、全身に重たい枷を掛けられたまま法廷の場に立たされた。弁護士はこのような様子で出廷した親子の権利を訴え、裁判長に強く抗議した。
一方、裁判長は弁護士が入廷する前、「安全検査」を口実に警官に弁護士の身体検査をさせて侮辱した。
法廷の場で弁護士は、610弁公室、公安局、検察部門、裁判所などの司法部門は互いに結託し、法的根拠も示さず、当事者が述べた無実を無視し、秘密裏に拘留・逮捕・起訴・裁判を行い、刑法300条を乱用したとして被告人の冤罪を訴えた。
しかし、裁判長は弁護士の弁護の最中に何度も妨害し、法輪功の弁護を口にしてはならないと繰り返した。弁護士は、「私は法律の基で弁護したいのです」と言い返した。すると裁判長は、狂ったかのように「法輪功を宣伝しようとしているのだ。早くやめさせろ」と叫んだ。そのため、弁護士は数人の警官に押さえ付けられたまま外へ引きずり出された。
こうして裁判長は、事実を暴き、法律を基に被告人に対する無罪を弁護し、法廷の違法性や裁判のやり方を非難する正義ある弁護士を恐れたため、この弁護士の出廷を妨害しようとした。
現在、中国では国民も周知のとおり、中国の裁判所は中共(中国共産党)当局の支配下にある。結局、中国の裁判所は裁判所もどきでしかない。中共が暴走した場合、裁判所は中共の司法部門に過ぎない。これが、中国の裁判所の実像である。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)