文/ミシガン州の西洋人大法弟子
【明慧日本2014年9月25日】(次の文へ)
師父こんにちは! 同修の皆さんこんにちは!
私は深い見識を持ち悟りの速い修煉者ではありません。修煉の道をよろめきながら歩いてきました。私は修煉を始めたばかりの頃、毎日学法し、煉功しました。当初から、他の同修と同じように、私も家で大きな試練を経験しました。そのとき私は絶えず自分に、「私とこれらの人たちとは前世の縁があり、私はこれらの人たちにたくさん借りがあるのだ」と言い聞かせました。白人であるために、法輪大法とは何なのか彼らにはわからず、なぜ私が法を実証するプロジェクトに参加することが必要か分からないのです。私は慈悲の心をもって、これらの人たちに向き合いました。
およそ2、3年が過ぎ、私への家族の妨害は止まりました。あろうことか、「これらすべての法輪功修煉者はすべて高等教育を受けた人です。そのうちの一部は大学教授、医者で、そのほとんどが収入の多い技師です!」と夫が他人に自慢していたのを私は何回か聞いたことがありました。しかし、私たちの間の緊張関係は思い出したかのように、ときおり爆発しました。後になって、夫の私への態度は私の修煉状態を映す鏡だとやっとわかったのです。
夫は私が法輪大法を修煉することを通常は受け入れていましたが、たまに夫はいらいらし不平を言い始めることがあったので、もう一度夫に真相を伝えなければなりませんでした。この事は、「真相を伝えただけでなく、時には常人がすでに真相を理解して納得していたとしても、さらに真相を伝えることが必要だ」ということを私にわからせました。
大勢の人に共産党の生体臓器狩りの罪状を理解してもらい、米下院に提出された「281号決議案」への賛同を求めるために、協調人は署名を集めることを提案しました。
私はデトロイトの近くに住んでいます。かつてデトロイトは豊かに繁栄した都会でしたが、近年はだんだん荒廃して落書きだらけになりました。犯罪率が高いために、能力のある多くの人は周辺の近郊へ逃げました。しかし、その人たちも120年の歴史をもつ、貴重な自由市場を諦めたくありませんでした。自由市場の周りには全焼した家と草が生い茂っていましたが、毎週おびただしい数の人が自由市場にきました。そこで、「ここは署名を集め真相を伝えるよい場所だ」と私たちの協調人は思ったのです。
署名を呼びかける活動は人々に真相を伝える良いきっかけです。集めた署名は地方政府の公務員が、米下院に提出された「281号決議案」への共同提案を行うことを促進するかもしれないと同修たちは思いました。
私はデトロイトに生まれ育ったので、アメリカの黒人コミュニティーに対してかなり理解していると思っていました。法輪功を学び始めて、私はデトロイトに住んでいる人をどのように救うかについて関心を持つようになりました。私たちの同修は郊外に住んでいたため、デトロイト市に煉功場がありませんでした。私の息子2人はアメリカの黒人女性と結婚したのですが、これは偶然の一致ではないと思いました。そのため、機会がある時に私は住んでいた地区へ帰り人々に真相を伝え、ビラを配りました。その時、私は街頭をさまようホームレスを特に心配していました。私ともう1人の修煉者は地元の大学の国際学生祭に何度も参加して功法を実演したことはありましたが、もっと多くの人に真相を伝えるための、より効果的な方法を思いつきませんでした。
昨年、デトロイトの自由市場に署名を集めに行くことを聞いて、私は前から楽しみにしていた機会がやって来たと分かりました。この市場は毎週土曜日に朝7時から始まります。毎週土曜日の朝、発正念をした後、私はすぐに市場へ駆けつけました。この署名の呼びかけに何人かの中国の年配の同修が、毎週土曜日に10マイル離れた地方から駆けつけました。
最近私たちの地区に引っ越してきたある若い同修は、忙しい中で時間を作り、いつも何人かのおばさんを車に乗せて市場にやってきて、数時間署名を呼びかけました。
同修たちに私は深く感動しました。大多数のおばさんは英語が話せなくても正念は強かったのです。私がそこに立って署名を呼び掛ける時、おばさんたちは互いに力を合わせ、英語ができないおばさんはそばに立って発正念や煉功をし、英語が話せるおばさんは前に立って人々に説明し、嘆願書に署名をしてもらうよう人々に頼みました。1人が立ち止まって署名すれば、おばさんたちはすぐ他の通行人に署名を求めました。
中国から来たばかりで英語が話せない同修は、発正念をするとともに署名の呼び掛け板を指さして、すぐに何百人もの署名を集めてしまいました。
(続く)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/8/3/2362.html)