北京市:娘が迫害され母親が死亡 父親は半身不随(写真)
【明慧日本2014年9月30日】北京市の法輪功学習者・許鯤さん(64歳女性)は7月17日、市居民委員会(共産党の最下部組織)へ行き、法輪功の資料と迫害関連の内容を収録したDVDを渡した。しかし、そのことを理由に同日夜8時頃、甘家口(かんかこう)派出所の警官により自宅から不当に連行され、捜索令状の提示もなく法輪功の資料や携帯電話、一部の家財などを押収された。
それ以降、許さんは北京海澱留置場に拘禁された。8月29日、北京第一留置場へ移され、迫害され続けた。
許鯤さん
許さんは1996年に法輪功を学び始めた。その後、2006年から4年6カ月、労働教養を強いられた。
一方、許さんが拘禁されてから、母親は娘が迫害されていることにショックを受けてうつ病に罹り、最終的に極度の疲労のため、死亡した。
また父親・許曾さん(90代)は法輪功を学んでいるとの理由で、長い間、地元警官から脅しや嫌がらせなどの迫害を受けてきた。現在、許さんはすでに半身不随になり、寝たきり生活で苦境に陥っている。