文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年11月15日】師父は次のように説かれました。「私たちは旧勢力そのものが現れたこと、それらが按配した全てまで否定しており、旧勢力の存在自体を認めていないのです。私たちは根本から旧勢力の全てを否定しています。旧勢力を否定し排除する中で皆さんが行った全てこそ、威徳あるものです。それらが作った魔難の中で修煉するのではなく、それらを認めない中で自らの道を正しく歩むのであって、旧勢力そのものによってもたらされた魔難の現れを消滅することさえ認めないのです。(拍手) この角度から見れば、私たちが直面しているのは旧勢力を全般的に否定するということです。旧勢力の瀕死のあがきを私と大法弟子はまったく認めないのです」[1]
数日前の夜、明慧ネットで、「長春市の数人の法輪功学習者が最近連行された」という記事を目にしました。彼らは貨物ターミナルへ真相カレンダーを受け取りに行ったときに連行されたのです。ちょうど私たちの学法グループの同修もその翌日、真相資料を受け取りに行く予定でした。このような状況下で、私たちがいかに旧勢力を否定して排除し、全体の力を合わせて荷物の受け取りに成功したかを交流したいと思います。
私は発正念をして協力する以外に、自分に何ができるかを考えて、答えが見つかりました。翌朝、3人の同修の家を訪ねようと思って、家で待つように師父にお願いしました。3人の中には夫婦とも修煉しており、家族全員が修煉する人も1人いて、順調に同修たちに会いました。ある同修は「ちょうどいいところに来たね。先ほど子供を学校に送って帰ったばかりです」と言いました。すべて師父が按排してくださっていると分かりました。同修たちに、連行された同修たちに正念を発して、同時に午後荷物を受け取りに行くことの発正念を頼むと、みんな協力してくれました。
同修たちで簡単な交流を行いました。心を動じることなく、法を正す修煉には迫害がないという同修もいれば、師父の按排がないと言う同修もおり、しばらく経ってから取りに行くか或いは放棄してしまおうという同修もいて、1人にマイナスの考えが生じました。私は予定を変更するか否かにしても、今日の午後に時間があれば発正念をして手伝い、いかなるマイナスの考えもしないでくださいと頼むと、みんな承知しました。
それから私は荷物を受け取りにいく同修の家に行きました。同修はどうしても受け取りに行くと堅持しましたが、重い気持ちも伝わってきました。交流してみると、同修がどのような心理的な起伏を経験したか分かりました。
同修は「昨夜この記事を見たとき、北京に行って法を実証するような心理の変動が再度現われて来ました。北京へ4回も行きましたが、4回とも生死を放下しました。今回も同じ体験をしました。ベッドに座ると、迫害の悲惨な場面が次々と目の前に現われました。家宅捜索をされ、物があちこちに散らかって・・・、刑務所で迫害され死んだ場面まで想像しました。子供がどうなるかを考えていたのです。それから、一つ一つを放下しました。この過程が1時間続きました。私は突然悟ったのですが、このようなことを師父が按排されるはずがなく、師父は迫害を按排しておられません! さきほどの考えは旧勢力が按排した魔難の中で恐れる心と圧力を取り除き、関を乗り越えることであり、本当の自分の考えではありません! それらの目的は衆生を救い済度することを妨害することにあり、虚像であり、マイナスの考えは要りません! 明日予定したことは必ず成功して大法を実証すると考えると、だんだん落ち着いてきて、学法を始めました。法の中で師父は大法弟子に師父との関係、法を正すことの関係、旧勢力との関係を教えてくださいました。目を覚まして、旧勢力を否定することについて新たな認識がありました」と言いました。
私たちは正しい事を行っているので、迫害を否定して、行うべきことをすればいいのです。「天神森々たりて大法を護り」[2]、私たちが真に大法を保護するため、衆生を救い済度するためであれば、誰も私たちに妨害と破壊を加える勇気はないと切磋交流して共に認識しました。
それから学法すると、同修はいつもの状態に戻って、圧力がなくなりました。午後、私たちは一緒に荷物を受け取りに行くと、ほかの同修がすでに約束の場所で待っていました。私たちは順調に荷物を受け取って事前に決めた場所に送りました。
師父がおられ、法があります。大法弟子が学法をすれば、正念を固めることができ、迫害を否定することができ、行うべきことをしっかり行うことができます。これも迫害を否定して排除し、自分を修め、大法を実証する過程でもあります。ただし、事の成功は師父のご加持とすべての同修の発正念の協力の結果でした。
注:
[1]李洪志師父の経文:『各地での説法四』「二〇〇四年シカゴ法会での説法」
[2]李洪志師父の詩:『洪吟三』「龍泉寺」