武漢市の法輪功学習者 女子刑務所で迫害される
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 【明慧日本2014年12月19日】武漢市の法輪功学習者・崔海さん(65)は今年4月、武漢女子刑務所第五監区に不当に連行され、いまだに残酷に迫害されている。

崔海さん

 情報筋によると、崔海さんは2012年10月に連行されてから武漢の公安、検察院、裁判所の重点迫害対象となっている。次々に洗脳班、留置場、安康病院に連行された。そして灌食され、不明な薬物を注射され、真冬に冷水をかけられ、睡眠をとることも許されず、タバコの煙で燻られたりして迫害を受けた。わずか1年間で体重は40キロまで落ち、深刻な病状も出ていた。

拷問のイメージ図:真冬に冷水をかけられる

 2013年12月20日、武漢市610弁公室の指示のもと、市内の江漢区裁判所は崔さんを含む4人の法輪功学習者に裁判を行い、弁護士の弁護や、法輪功学習者が迫害されている事実を鑑みず、1月6日に4人の法輪功学習者に不当判決を下した。崔さんは懲役5年の判決を下された。

 崔さんの弁護士は、安康病院の王院長から崔さんの体の状態が非常に厳しいと聞いた。癌の可能性があり、そのほか高血圧、胆嚢結石も伴っている。毎日わずかな流動食で生命維持に必要な栄養が摂取できず、死を待つのと同じだと医者に言われたという。

 しかし、このような状況下でも武漢市中級裁判所は4月に崔さんの上訴を却下し、崔さんを武漢女子刑務所に連行した。

 武漢女子刑務所は衰弱した崔さんを受け入れ、60代の崔さんを法輪功学習者が最もひどく迫害されている第五監区に拘禁し、残酷に迫害した。強制的に洗脳され、他人との会話も禁止され、家族との面会、連絡も許されず、睡眠、食事、トイレに行くにしても監視され、制限されている。

 各種の迫害により、崔さんの体調がますます悪化しているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/15/301538.html)
 
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