中国の対台交渉窓口機関トップ 台湾で抗議に遭遇(写真)
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 【明慧日本2014年12月25日】中国の海峡両岸関係協会(中国政府の対台交渉窓口機関)の会長・陳徳銘氏が9日に台湾に到着し、8日間にわたって、双北、桃園、花東、屏東、新竹などを訪問した。同会長は到着すると、空港で法輪功学習者の抗議に遭遇し、台湾を離れるまでの期間、訪問先の各地で法輪功への迫害停止を求める活動を目にした。

空港で陳会長の到着を待ち構える学習者たち

 学習者は「法輪功迫害を停止せよ」などの横断幕を掲げ、陳会長が通ると、「法輪大法は素晴らしい」、「法輪功迫害を停止せよ」と一斉に叫んだ。こうした抗議活動は、現地の住民を始め、警察からも支持を受けた。警備を担当していた警察官は「その気持ちはとても理解できる。人々には訴える権利がある」と語った。

花蓮に到着する予定の陳会長を待ち構える現地の学習者。横断幕「『真・善・忍』への迫害は天理が許さない」「法輪大法は素晴らしい」(右)

12日、台東に到着した会長一行の車列が学習者の前を通る。青色の横断幕「法輪功迫害を停止せよ」

16日朝7時過ぎ、ホテルの前で会長の到着を待ち構える台北の学習者たち。黄色の横断幕「法輪大法は素晴らしい」

16日午後、空港で会長を待ち構える学習者たち

 訪問終了後、台湾を離れようとする際にも、陳会長は学習者の抗議から逃れられなかった。この一連の抗議活動について、台北の学習者・余さんは参加した思いを次のように語った。「中国共産党は法輪功を15年にもわたって迫害し続けている。人権を踏みにじるだけでなく、学習者の生体から臓器狩りをし、売買も行っている。迫害が停止しないかぎり、私たちは法輪大法の素晴らしさを人々に伝え続け、迫害制止への協力を呼びかけ続ける」

 陳徳銘氏が法輪功迫害に加担した事実:2002年、陝西省常務副省長在任中、陝西省第9回人民代表大会で法輪功弾圧政策に賛成を表明した。同年10月20日、陝西省公安庁を視察する際も、弾圧に力を入れるよう命令した。副省長在任中、当省で迫害によって数人が亡くなった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/17/301641.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/18/147358.html)
 
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