中共海峡両岸関係協会会長が訪台 反迫害の活動が行われる(写真)
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 【明慧日本2014年5月10日】台湾で2014年2月26日~28日にかけて、台湾海峡両岸の両会(台湾海峡両岸基金委員会と中国海峡両岸関係協会)第10回高官会談が行われた。中国海峡両岸関係協会会長の陳徳銘は訪問団を率いて台湾を訪れた。陳徳銘の台湾訪問は会長を就任して以来2度目である。毎回陳徳銘の訪れるところでは、横断幕を掲げる法輪功修煉者の姿が見られる。彼らは中共(中国共産党)が法輪功への迫害を制止し、迫害の元凶である江沢民、羅幹、劉京、周永康などを法律に従って処罰することを求めた。

 正義の声「迫害を停止せよ! 元凶を法律に従って処罰せよ!」

空港で横断幕を掲げて迫害に反対する法輪功修煉者

圓山飯店で横断幕を掲げて迫害に反対する法輪功修煉者

 26日の昼頃、陳徳銘は中国海峡両岸関係協会代表を率いて桃園国際空港に到着した。法輪功修煉者はすでに空港のロビーで「法輪大法は素晴らしい」「法輪功に対する迫害を停止せよ」「江沢民、羅幹、劉京、周永康を法律に従って処罰する」などの横断幕を掲げていた。同日午後、陳徳銘は故宮博物館を見学した。故宮博物館の道路両側と27日の会談に使われた圓山飯店の前で、法輪功修煉者は同じ大型の横断幕を掲げ、「法律に従い法輪功迫害の元凶である江沢民及び共犯者を処罰すること」を求め、「海峡両岸関係協会代表団が迫害に反対する正義の叫び声を中国に持ち帰るよう」望んだ。

 陳徳銘は蘇州市の委員会の書記、陝西省の省長、国家発展改革委員会の副主任などを務めたことがあり、今年4月に海峡両岸関係協会の会長に就任した。メディアの報道によると、陳徳銘は法輪功迫害の元凶である江沢民の演説を学ぶようにと、何度もその他の役人に呼びかけたという。また彼は2002年5月~2007年7月に陝西省委員会の常務委員、副省長兼省政府党内の組織の副書記、代理省長、省長などを歴任した。陝西省は法輪功修煉者への迫害が酷い省の一つであり、その手段は残酷である。概算統計によると、陳徳銘の在任期間中に、陝西省で36人の法輪功修煉者が迫害され死に至った。そのため、陳徳銘は「法輪功迫害を追跡調査する国際組織」(World Organization to Investigate the Persecution of Falun Gong 略称「追査国際」)から追及対象として、特にマークされている。

 迫害制止を各業界の人々に呼びかけ

 イベントに参加したある法輪功修煉者は「法輪功に政治的な訴えはありません。中共の迫害、特に法輪功修煉者への生体臓器狩りという残酷な暴行を制止しなければなりません。全世界の人々も共に努力して、この迫害を制止してほしい」と語った。

 台北の法輪功修煉者・蔡守仁さんは「各国政府や善良な友人がみな勇敢に立ち向かい、共に(中共の)法輪功迫害の元凶を厳しく非難してほしい」と語った。

 陳徳銘は3日間の台湾訪問で、故宮と木柵動物園に行く以外、ほとんど圓山飯店に滞在していた。法輪功修煉者は陳徳銘の一行が台湾を離れるまで、継続してホテル周辺の中山北路で反迫害の運動を続けていた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/2/288272.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/3/3/145674.html)
 
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