河北省:多数の法輪功修煉者が不当連行・嫌がらせされる
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 【明慧日本2014年3月15日】中共の「両会」(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議) 期間中の先月25日以降河北省石家荘市では法輪功修煉者が不当に連行されたり、嫌がらせをされたりする事件が多発しているという。上層部からの指示で、各地区の警官は修煉者の自宅に入って捜索し、録画やメモをする。もしくは署名をさせて、この命令を執行した記録としているという。

 多くの警官らは修煉者を騙してドアを開けさせ、勝手に写真を撮ったり、録画したりし、修煉者に署名させた。

 真相が分かっている警官らは、ただ電話で確認したり、法輪功修煉者を助けたりしたという。

 しかし、法輪功修煉者を不当に連行したり、家宅捜索を行ったりする警官もいた。警官は没収したものを自分のものにして、法輪功の書籍を見つけたときには修煉者を連行した。

 以下は、最近、法輪功修煉者が自宅に不法侵入された事例である。

 長安区南陽派出所の警官らは先月27日、数人の法輪功修煉者に嫌がらせをした。1人の修煉者が不当に連行され、翌日、解放された。また、法輪功の書籍を没収された者もいた。嫌がらせをされた法輪功修煉者のほとんどは署名を拒否した。

 長安区青園街派出所の数人の警官らは先月27日午前、法輪功修煉者(78)に嫌がらせをし、法輪功の書籍を没収した。午後、もう1人の法輪功修煉者に嫌がらせをした。

 長豊派出所の警官らは先月27日午後、法輪功修煉者・張志敏さんの自宅を家宅捜索し、MP3プレーヤーを2つ没収した。

 彭后街派出所の警官らは先月28日午後、法輪功修煉者・杜蘭梅さんに嫌がらせをし、強引に署名をさせた。杜さんの姑(80代)はとても恐れた。同じ団地に住んでいる法輪功修煉者・劉素玲さんも署名を強要されたが、拒否した。その後、法輪功修煉者・高汗宗さんも嫌がらせをされた。

 寧安路派出所の警官らは今月3、4日の午後、12人の法輪功修煉者に嫌がらせをし、家宅捜索を行った。

 新華区趙陵鋪派出所の警官らは今月4日午前、法輪功修煉者・斉香彩さんに嫌がらせをして、録画した。斉さんは署名を拒否した。

 自宅にいた法輪功修煉者・宋愛昌さんは今月4日午後6時~7時まで、警官らに監視されていた。

 正定(せいてい)県の警官ら4人は今月5日午前、ある法輪功修煉者に嫌がらせをした。ほかにも、1人の正定県の法輪功修煉者が不当に連行された。

 今月5日午後、法輪功修煉者・孫涛さんが外出して留守のとき、東環派出所の警官らが孫さんの自宅にやってきた。おびえた孫さんの姑はショックで病気が重くなったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/8/288492.html)
 
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