山東省で不正裁判 79歳の法輪功学習者が上訴
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 【明慧日本2014年12月29日】山東省昌邑(しょうゆう)市の李学淑さん(79)は、中国の伝統文化を復興する神韻公演DVDを配ったことを理由として11月25日、昌邑市裁判所に懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡された。李さんは12月5日にイ坊市中級裁判所に上訴した。

 李さんは 5月15日、昌邑市自由市場で神韻公演DVDを配布していた時、警官に連行された。9月4日、昌邑市検察院は李さんに対して公訴した。同月16日、昌邑市裁判所は裁判を行い、11月25日に懲役3年、執行猶予4年の判決を下した。

 以下は上訴状の主な内容である。

 私は山東昌邑市の法輪功学習者・李学淑です。2014年11月25日、昌邑市裁判所は私に対して懲役3年、執行猶予4年の判決を下しました。犯罪の証拠は、私が現地の市場で無料贈呈していた神韻公演DVDです。

 ここで、私はまず神韻公演を紹介します。神韻は「世界一のショー」と言われ、古典舞踊を通じて中国文化の精髄を全世界に届けており、毎年数百回の巡回公演が各地の観客に絶賛され、世界の各民族の人々に真の中国文化の美しさを実感させました。神韻公演は中国五千年の文明を再現して世界中に広めました。

 私が神韻公演DVDを無料贈呈することは、法律を犯したのでしょうか? 国民に本当の中国文化を見せると、どうして中国共産党は恐れるのですか? 中国共産党により破壊された伝統文化を復興させることは、共産党にとってそれほど恐ろしいですか? 60数年間にわたって中国人に注ぎ込んだ党文化が取って代わられることを心配しているのではありませんか。中国の有名な作曲家、音楽家の徐沛東先生は、「神韻公演の芸術性は極めて高く、中国の伝統文化を発揚している」と評価し、さらに「神韻公演は大陸で公演すべき」と呼びかけています。

 私は80歳近くのお婆さんで、法輪功を学んでいるおかげで心身ともに健康です。「真・善・忍」に従ってよい人になり、いかなる犯罪行為もありません。

 15年来、私達は残酷に迫害されてきましたが、法輪功学習者による暴力的な報復事件は一切ありません。このような、殴られても殴り返さない民衆に何の罪があるのでしょうか? 素晴らしい神韻公演DVDがどうして犯罪の証拠として扱われるのですか? 「真・善・忍」に基づく罪のない人に対して判決を下すことは、昌邑市の検察官、裁判官達の生涯の汚点と恥辱になるでしょう。

 私は再度、イ坊市中級裁判所に直ちに正義の判決を下すよう求めます。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/7/301188.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/13/147286.html)
 
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