ネット封鎖を突破して真相を知り 法輪功を修煉する
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文/中国の青年大法弟子

 【明慧日本2015年1月5日】2011年3月、ITの仕事をしている友人が中国共産党のネット封鎖を突破できるソフトをくれました。私はすぐそれをインストールし、海外のウェブサイトを見ることができるようになりました。私にとって、それはまるで別世界でした。

 海外のニュースを読むと、共産党の統治下にいる中国が私の認識といかに違うかに気づきました。最初その違いを完全に理解するのは難しいことでした。しかし、私が経験したことを思い出すと海外のニュースが真実であると判断しました。私は友人たちに私が読んだ内容を話しました。私の話を信じ、更に深く話した人もいれば、無関心で、私に気をつけるように、いまの生活を楽しむようにアドバイスしてくれる人もいました。私はほかのウェブサイトを閲覧しましたが、大紀元の報道が真実で、全面的だということに気づきました。

 4月に私は大紀元のウェブサイトで、中国共産党とその関連組織から脱退する声明を発表しました。

 法輪功を修煉し始める

 2011年7月のある夜、私はネット上でニュースを読んでいて、偶然に明慧ネットを開きました。私は李洪志先生の新しい経文を読み、広州での説法をダウンロードしました。当時、私は自分がいかに幸運だったか分かりませんでした。

 2012年の夏、私の父は腕に炎症が起きて膿が出ました。高血圧と糖尿病の症状も出てきたため、入院し、緊急手当を受けて、やっと危険から逃れました。父の健康状態はますます悪化しました。そもそも小児麻痺があったので、歩くことが難しかったのです。私は病院で父の看病をしましたが、苦しみを目にして悲しかったのです。その後、私は大紀元に発表されている法輪功修煉者の修煉体験文章を読みました。法輪功を修煉してから奇跡的に健康が回復したという内容でした。私は父も法輪功を修煉し、苦しみが軽減できることを望みました。そして自分も修煉したいと思いました。

 この考えを持っていると、師父は明慧ネットから『轉法輪』とほかの経文をダウンロードするよう啓示してくださいました。私は動作を教えるビデオをみながら、5式の動作をやりはじめました。

 それから少し経ってから、私は実家に帰り、父に法輪功のすばらしさを伝えました。両親は長い間、中国共産党に毒害されていたため、私を誤解し、私の話を聞き入れませんでした。当時、私は初心者として自分の修煉に対する理解を話しました。しかし、両親を説得することに失敗し、最終的に師父の説法録音ファイルと動作を教えるビデオを両親にコピーしてあげることで終わりました。私は家を離れて仕事をしはじめました。

 各種の執着心を修める

 私が本当に修煉しようと決心した時、いろいろな妨害がやってきました。師父は私が正しい道を歩み、執着心を取り除くように啓示し続けてくださいました。

 数年前、私は恋愛に失敗しましたが、このことは私にとても大きな影響を与えました。修煉を始めると、当時の痛ましい記憶がいつも頭に浮かんできました。私は自分の感情を無視したその人を憎んでいました。その後、法を学ぶことを通して、私は自分を修めるべきであり、法に従うべきだということが認識できました。

 師父は「修煉するにあたって、具体的なトラブルに対処する時、誰かに辛く当たられたりした場合は、たいてい次の二つの状況が考えられます。一つはおそらく前世にその人に対して何か悪いことをしたのかも知れません。あなたは、『どうしてわたしにこんなひどいことをするのだろう?』と言って心のバランスをくずすかも知れませんが、しかし、あなたはなぜ前世でその人にあんなことをしたのですか?『あの時のことは知らない。現世は前世と関係ない』とあなたは言うかも知れませんが、そういうわけにはいきません」[1]と説かれました。師父はとてもはっきりと法を説かれたのに、私は1年以上この関を乗り越えられませんでした。今になって私はやっとその憎しみを放下できるようになりました。

 昨年、私は両親に真相をはっきりと説明し、彼らを手伝って中国共産党から脱退させました。

 私の両親は年をとっていて、健康状態が悪く、いつも苦しんでいます。昨年の旧暦のお正月に私は実家に帰りました。父は腹痛で食事もできない状況でした。家族はみな心配していました。私はもし父が「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と唱えることができれば、助かるかもしれないと思いました。父が本当に信じれば、父は福に恵まれますが、信じなければ、全力を尽くして看病するだけです。

 現在、私は人々に真相を伝える時の恐怖心、また色欲の心、嫉妬心、怨恨の心、名誉心、不精の心などを取り除くために努力しています。私は今後、法をもっと多く学び、師父のご希望の通り、三つのことをしっかり行い、師父について早くもとに戻れるように頑張ります。

 不適切なところについては、同修らの慈悲なご叱正を願います。

 注:

 [1]李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/16/301566.html)
 
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